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2013年07月28日のツイート

nature bliss presents EXPE“Emeralda” Alejandro Franov“CHAMPAQUI”Release Party@青山CAY

朝バン。朝一人なので寝坊してしまわないか心配だったが起きられた。適当な朝食を済ませ出勤。今日は仕事上がったらライヴ行く予定だったので残業振られるかビクビクしていたが、定時で「じゃあ今日はこの辺で〜」と。まぁノー残なので大丈夫だろうとは思ったがノー残推進の上司が休みなので。ただ「この後ライヴ行くんです」と行ったら快く帰らせてくれたのでこの辺に関して寛容なのはやはり有難いと思った。毎回は難しいけど、これは、というライヴがある時には仕事上がりでも行けるかもしれない。ということで会場前で青山であの人と待ち合わせ。CAYは二度目だったか、ウリチパン郡のリリースイベントで来た気がする。フードが充実しているのはEATS AND MEATSの看板を背負っているから、という記憶。会場に入るとNETWORKSが演奏中。
NETWORKS with 吉野耕平
映像の人をゲストに迎えてプロジェクターから投影されながらの演奏。ドラム、ギター、シンセのトリオで人力トランス的な演奏に新しさはないものの(以前CDを借りた時も引き合いに出されているポリリズミックなバンド程のポリリズムを感じずに少しがっかりした記憶がある)流石に演奏は上手いしカッコいい。ポリリズムとか無理して言わないほうがいいんじゃないかなぁ。フジロック出そうな感じがフジロック行ってないのでフードとお酒やりながらという向きにもちょうどよかった。
Alejandro Franov + Cesar Franov
アルゼンチンからアレハンドロ・フラノフがお兄ちゃんのセサルと一緒に。アレハンドロは何故かもっと山男的な人を想像していたのだけど、体も頭も丸々したキュートなおじさんでした。セサルはメガネをかけて「比較的」スマートかな。アレハンドロがピアノ、セサルがベース。というのがメイン。セサルがベースでどっしりと、弟がパーカッションやおもちゃや笛などをとっかえひっかえ鳴らしたり時にはハミングしてと音を紡いでいくのを支えているのがとても素敵。アレハンドロはもちろん演奏がダメということは全然ないのだけど何故かプレイヤリティをまったく感じさせない、まさに音楽の人という雰囲気が滲み出ていて、しかもそれをとても楽しそうに大きな体を揺すりながらやるもんだから見てるこちらは笑みを抑えられないという。セサルのベースも底を支えながらもリズムキープに徹するというわけではなく自由に演奏していて素晴らしいなと思った。ベースソロの曲もあって、それは流石に上手いなぁと。途中朝早かったことやお酒が入ったこともありうとうとしてしまったが何とも心地よかった。カブサッキを見たときも思ったけどこれはこれこれこういう音楽です、という説明が難しい、美しく、時にユーモアが飛び出し、イマジネーションにあふれた音楽、であるなぁと。音楽をやるからにはこう思わせるようにやるというのは一つの目標であるなぁと思った。
EXPE
EXPEのトリオ。ドラムはマルセロ、シンセは誰だかわからないけど曽我部さん似のお兄さん。名前何回か紹介されてたけど聞き取れなかった。西さんがいいなぁと思っていたけど、この人もベースラインもこなしていてなかなか素晴らしい。ちょっと調べてみよう。EXPEは前半穴なしのエレアコ、後半トレードマークのビザールギターで、前半はアコースティック後半はエレクトリックという感じ。ただだからといって前半しっとりムード後半アゲアゲというわけではなく、むしろアコースティックの方が激しくエレクトリックは浮遊感強め、という区別になっていたかも。時折山本精一的な音が出るのでPARAでの相性の良さ、そりゃぁあるわな、と。思ってそういえばPARA以外でEXPE見たの初めてかもと思う。
セッション
最初はアレハンドロ、セサルにNETWORKSのギターとドラム。このNETWORKSの二人が良くて、フラノフ兄弟の音を引き立てるような演奏にとても好感を持てた。途中EXPE UNITとフラノフ兄弟になると今度はEXPE UNITが引っ張る展開。これがまたセサルのベースが入ったEXPE UNITという感じがとてもよく、アレハンドロはちょっと手持無沙汰感がでる場面もあったがそれでも楽しそうなのでよかった。shhhhhhさんのDJも流石という感じであの人が次の日休みではないので途中で帰ることになるかなぁと思っていたが楽しんでくれてたみたいで結局終演まで。てなわけでとても楽しかったのでTシャツも買ってしまった。帰って気絶。