CLOSE TO THE STRAIGHT EDGE

formally known?? as ANGLER ON THE HILL

別にさー

舞城王太郎の『煙か土か食い物』一晩で一気に読み終えた
圧倒的文圧ってあるけどそうでもないな。スピード感はあるかも。表現におけるリアルとアンリアルが混在していて眩暈がする。というのも、医学的な(知識が無いからかもしれないが)情報の緻密さとか女子高生の不自然さとかもうごった煮状態、ミステリなんだかオカルトなんだかバイオレンスなんだかよくわからないし。ハンソンと動物占いの時代のズレとか。彼の作品が、良し悪しは別として、芥川賞候補に上がっていた理由がここ数年の受賞作の(読んでないけど)色を考えて、なんとなくわかった気がする(あくまでも気がするだけね)。俺が文学から遠ざかっていたのは読書能力の低下(大学のレポートやら卒論やらで読まなきゃいけない本が全然読めないのをそのせいにしてた)じゃなくて読書という行為から得る快楽やその他のものが自分の体に合ってないということがわかった。『煙か土か食い物』はまあそれなりに面白かったけどね。またしばらく読書はいいやって感じだ。軽く読めるエッセーなんかが向いてるのかも。もちろん何でもいいってわけじゃなくてやっぱり文章が面白いのじゃなきゃいやなんだけど。しまおまほの『ぼんやり小町』でも買うかなー
煙か土か食い物 (講談社文庫)ぼんやり小町

今日は何するわけでもないけど、明日姉の結婚式なんでハヤシのバイトかわってくれを断った
なんかサークルの合宿なの忘れてたって・・・忘れんなよ・・・そしてオレはサークルやってる奴らが大嫌いなんだからもうそれは自業自得だよね