CLOSE TO THE STRAIGHT EDGE

formally known?? as ANGLER ON THE HILL

寝過ぎたせいで4時起床。8時外出。ふじつさんと待ち合わせて狭山まで。
今日はHYDEPARK MUSIC FESTIVAL2日目に行ってきました。去年細野晴臣小坂忠ムーンライダースなどが出たまぁその辺が好きな人にはたまらないフェスで去年気付いたら終わっていたという感じの僕は今年こそは、と行ってきた(金欠およびヘタレなので1日のみ参加)のです。狭山といってもまぁ田舎具合は多摩と変わらんわなぁと思っていたら稲荷山公園に近づくにつれどうも様子が違う、というのもこの辺りは旧米軍基地だったらしく今でもその雰囲気をガッツリ残しているんですね。で、稲荷山公園駅を降りるともうすぐ公園の入り口に辿り着くわけで、この感じはちょっとそろそろ秋かなぁという具合の季節のフェスにピッタリのロケーションというまぁよくわからないんですが、いきなり好感触なわけです。起伏のある公園内にはそれなりに屋台もアリ、少し行くとすり鉢状の下にステージがあり、9割芝生というなんとも素敵な会場です。お客さんもほぼレジャーシートでくつろいでいて、ゆったりした感じがなんともピースフルです。こういう感じはちょっと他のフェスには無いよな。地元のおっさんおばはんが作り上げたフェスだけあって幅広すぎる客層に対する心遣いが行き渡っていて素敵。転換時ずっとかかってるニールヤングの歌声。自分らもステージ前方にレジャーシートを広げくつろぐ、といきたいところだったのだけれど、何せここ数日ではちょっと考えられないくらいの暑さ、汗が止まらないしビールが美味いとかいうレベルを超えていてビールよりも水!てなくらいの。それでもとりあえずビール、とたこ焼き。
12:00〜 Tokyo Local Honk
12:45〜 湯川潮音
13:35〜 bonobos
14:20〜 Double Famous
15:20〜 狭山バンド(洪 栄龍、徳武弘文、和田博己、林 敏明 、岩渕まこと、他)
16:20〜 Blues Time(木村充輝近藤房之助有山じゅんじ
17:40〜 ジョン・コーワン・バンド
18:40〜 遠藤賢司バンド(Vo.G.エンケン/B.湯川トーベン/Dr.石塚俊明)
19:50〜 ポーク・クルセーダース(加藤和彦、足柄金太、坂崎幸之助
20:30 終了予定
というタイムテーブルでしたが、結構押して終わったのは21時でした。
まず東京ローカルホンクですが、日本のロックの良心的な部分を絵に描いたような、たとえばサニーデイサービスとかカーネーションとか、ちょっと違うかもしれないけど安心して聴けるロック。結構いい年の人たちですが、こういうのもっといっぱい聴きたい今日この頃です。潮音ちゃんはライブビートトップランナーと同じ編成でした。やっぱ少しベースが大きいかな?マンドリンバンジョーとバイオリンと潮音ちゃんのギター、上モノの弦4本もあってベースとフルートに負けてるのもどうかと思う。野外だとそうなっちゃうんでしょか。でも潮音ちゃんの声は凄く野外、しかも緑の多い野外に合いますね。高音のノビが気持ちよすぎる、暑さを一瞬忘れました。で、bonobosは好きでないのでメシ。汁なしタイラーメンというハイドパーク限定のタイラーメンがギザウマス。唐辛子入れすぎでただでさえビショビショなのに大変なことに。ここでビール追加。bonobosを前の方で見てみる。鍵盤がハカセサンだ。ベースのコは結構カワイイかも。でもやっぱりあんま好きになれないのはボーカルのせいだけじゃないな、それがなんなのかはよくわからないけどあんま考える必要もない気がする。ずっと転換時木陰で休んで演奏中はレジャーシートで、とやっていたが、bonobos終わりでレジャーシート自体を木陰に避難させる。で、コウノさんを発見。この時点でビールの感が6〜7本空いていた、流石です。Double Famousで踊りに行く。踊る。脱水症状で死に掛ける。水を買い、一気に飲み干す。去年の江ノ島を思い出す。これ以降アルコールを入れる気はまったく起こりませんでした。狭山バンドは渋くて素敵でした。ニールヤングや細野晴臣のカヴァーが素敵。洪栄龍はあんま前に出てこなかったな。でブルースタイム、木村充輝の優しいだみ声でついにダウン。木陰で気持ちよく寝に入りました。時折起きて聴いて、気持ちよくてまた寝て、をジョンコーワンバンドまで。ブルーグラスっつーかああいうのって本当に気持ちいいから。で、エンケンの前に腹ごしらえしよう、ともちろんカレーを食いに行く。カレーを待っていたら始まってしまった。ので食いながら前に行く。カレー食いながらエンケン、贅沢じゃないですか。「夜汽車のブルース」を弾き語り、バンド登場で「踊ろよベイビー」「不滅の男」バンド下がって夢よ叫べ、だったかな?毎度のことながらエンケンのライブを見ていると他の全ての事がどうでもよくなる。で、終わった後凄く元気と勇気が溢れてくる。でレジャーシートに戻ってゆったりポーククルセダーズ。最初寝ながら聴いていたが「帰ってきたヨッパライ」あたりで起きる。で「悲しくてやりきれない」「イムジン河」アンコール「あの素晴らしい愛をもう一度加藤和彦の生の声でこれらの歌を聴けたこともそうだが、これらが本当に名曲でその曲自体の素晴らしさにとても感動してしまった。
いやぁ全体通してとても素敵なイベントだったな。他のフェスに行けなくともこのフェスだけはまた来年も来ようと思う。来年は2日間ともね。
池袋の屯ちんというラーメン屋でつけ麺食って、TSUでヨッパライじゅんちゃんと少し絡んで帰る。皮膚が熱い。