CLOSE TO THE STRAIGHT EDGE

formally known?? as ANGLER ON THE HILL

the miceteethの次松さんのbounceにおける連載が面白い。僕も特別何もしなかったにせよもう少し具体的な日記を心掛けたいと思う。今日もまったく外出しなかったわけだが、外出しない≠一日何もしていない、あるいは外出した≠充実した一日、なのであって、そうして特に目新しいことは何もなかったことが何もなかったということにはならない、しない、瑣末なことも書留めておくことによって何でもない日常が何でもなくなくなるかもしれない、そうして鮮やかな毎日が過ごされると充実した人生というものができあがるのだろうと僕は思うのだ。僕は今就職したいけれどそれを行動に移せなくて、それに大した理由などなくて、いや、理由はただ単に億劫だとか現状に甘んじているとか情けないことなのだろうが、もし就職して人生がつまらなくなるのではないかという不安もないことはない。これは本文とは関係ない。こんな陰気な文章なんて書きたくはなかったけど書いてしまった。何がいいたいかというと、僕は割かし毎日が楽しくて、それをもうちょっとちゃんと記録しておいた方がいいかな、と思う。一方で大きな出来事というものは教科書に載る年号みたいなもんで別に書き留めなくても残ってしまうのだから詳しく書く必要はないかな、箇条書きでいいのかも、例えば歴史上の一点、黒船が来た日に、さる長屋*1に住む家族に猫が一匹加わった、みたいなそういうことは忘れられてしまったのだけど、そういうことをこそ書き留めて、あるとき読み返し思い出して素敵な気分になる、そういう日記にしたい。よくわからないことをダラダラと書いたが、まぁこれは自分の中でのちょっとした決意みたいなものなのでちゃんと理解してもらえるように書いたつもりはないし理解してくれなくて結構、理解してくれても結構、ただ理解してくれてる人は割とずっと僕のこの日記を楽しく読んでくれている人なんじゃないかなぁとは思います。そういう殊勝な人のためにももうちょっと日記に色をつけようかな、と。今後ともご贔屓に。僕は文章は得意ではないけど伝えたいことは割とあるんでそれをなんとなく伝えていければと思います。
で、今日は外出しなかった。ここ数日がそうであったように11時ごろ起床し、インターネットを数時間眺める、これは日課である、特に面白いことはないが面白いブログはいくつかあるのだがそれは特に書きとめる必要は無いだろう。さっそくその具体的なメモみたいなものに面倒臭さを感じている、早いなぁ。昼食をとったらでかけようと思っていたのだけれど、雨が降るという天気予報に脅かされて結局外出するには少し遅い時間になってしまったのでずっと家にいた。音楽をたくさん聴いた。夕方、KAYOの『三つ編みヒロイン』を聴いていて煙草を吸いたくなったのでベランダに出て吸っていると風が気持ちよくてとてもいい気分だった。僕は所謂「蛍族」というヤツで、家で煙草を吸う時はベランダに出る、今日は音楽を聴いていたので窓を閉めずに吸っていたら、早めに帰って来ていた父親のところまで風が通ってビックリされた、というのも煙草が切れていて替わりに余っていたガラムを吸ったからだ。嗅ぎ慣れない匂いなのだからだろう、父親は嫌煙家で部屋の中で煙草を吸うことを許さないが、僕の部屋まで来た父親はベランダの僕を見て「なんだ、煙草か」とだけいった。なので僕は窓を閉めた。音楽は聴こえなくなってしまったけど、なんとなく気分が良かった。それだけ。で、煙草を吸い終わるといつものようにいろいろな音楽にあわせて楽器の練習をして汗をかいて、風呂に入りテレビを見ながら夕食をとった。テレビはNHK。その時歴史は動いたの日本サッカー特集、趣味なんとかは角田信朗ゴジラフィギュア、SONGSは大貫妙子。趣味なんとかのテーマ曲はボンデージフルーツだ。大貫妙子は声が好きだ、CDを持ってはいないが何か持っていてもいいだろう、シュガーベイブとそれ以外に何か。スタジオライブのドラムスは林立夫。以前、これまたNHK一十三十一大貫妙子が共演した時のドラムスも林立夫。この人のドラムは好きなのだが、昨日のエンケンリサイタルに行かなかった後悔があるので少し複雑な気分だった。音楽を聴きながら就寝。

*1:その時代に長屋があったかどうかという時代考証は一切していません