CLOSE TO THE STRAIGHT EDGE

formally known?? as ANGLER ON THE HILL

今週はバイトライブバイトライブという感じです。今日は渋谷O-EASTタラフ・ドゥ・ハイドゥークスを見に行ってきました。新譜『仮面舞踏会』の発売記念リサイタルということらしいです。司会・くるりとありましたが、本当に司会しかしなかった・・・。くるりはいつになっても浪人生臭が抜けないですがその辺が素敵だと思います。さて、タラフですが、本当に素晴らしかった。ちょっと整理つかないので箇条書きで。
・2部構成
・ツィンバロン*1が面白い、そして超絶技巧
・というかどの楽器も超絶技巧でアゲるアゲる
・ヴァイオリンの親子、特にお父さんが素敵過ぎる
・というか全体的に素敵過ぎる
・新譜の曲はバルトークハチャトゥリアンなどのカヴァー、つまり司会のくるりも説明してましたがジプシーをルーツに持つ作曲家の曲をホンマモンのジプシーがカヴァーするという。でバルトークにしてもハチャトゥリアンにしても馴染みの曲が取り上げられていてそれをこう演奏するか・・・という驚きが、ジプシールーツのクラシックを単にジプシーに戻してみましたという感覚では聞けない、新しい磁場が生まれているような気がしました。新譜じゃない曲はタラフ節というんでしょうか、とにかく速い、コロコロリズムが変わる、という目まぐるしい展開で息をも吐かせぬ勢いでした。
・ビールがうまかった
・純粋に内側から湧き上がる喜び、みたいな
という感じでまぁまだ書き足りない感じではありますが、相当良かった、なにしろ客席の盛り上がりも半端なく、アンコール終わって客電点いてもまだ拍手が鳴り止まないもんだからもう一回アンコールあったからね。客電点いたら普通皆諦めて帰るからね。誰も帰ろうとしないっていう、まぁ出演がタラフだけなんで9時半くらいには終わったから時間に余裕があるっつーのもあるんでしょうけど。ファンファーレ・チョカーリアがやってた奴かなぁクラシックのカヴァーじゃなくて知ってる曲があったんだけど、伝統音楽なのでしょうか、まぁそんな感じで最高に盛り上がって楽しかったです。

*1:なんつーんですか、ダルシマーとか女子十二楽坊が使ってる弦を羽で叩いているみたいな奴、みたいな楽器です