CLOSE TO THE STRAIGHT EDGE

formally known?? as ANGLER ON THE HILL

DVD見て

寝て起きて渋谷O-EASTthe Slits見にいきました。
開場と同時にLIKKLE MAIのDJ、入った時には既に会場が低音の嵐でした。あのO-EASTのステージ脇のシャッターがいつも閉まっている部分、あれの右側の方にブース。自分の曲もちょいちょい流していたようです。
LIKKLE MAIのDJが終わるとステージでもうスリッツが始まる、と思ったらスリッツではなくて3人組の女の子のDUBバンドが演奏を始めました。MCもまったくなく、オールインストなのでまったく声を発しないで捌けたこの3人一体何者?風貌もレゲエとか無縁の文科系女子大生みたいな服装なのにドラムもベースも男前のぶっとい音でキーボードの子はクラシックの素養がありながらイロイロな音楽聴いてきました、みたいなセンスのいいタッチ、でもしっかり煙たい音出してました。エンジニア*1も飛ばしどころに外しがまったくなく、ルーツベースのDUBのマナーをそこまで逸脱せず、しかし随所に置かれたアイデアが退屈させない、非常に新鮮ながら安心して聴けました。KILLA SISTAという人たちらしいです。不肖にてまったく存じ上げませんでしたがこれから注目したいと思います。
続いてAdrian Sherwood、曲がコロコロ変わる自由度の高さ、エレクトリックな感覚とレゲエの感覚の両側面からのDUBへの切り込み方、この辺がAdrianにしかない音であり面白い部分だと思いました。
そしてお待ちかねのthe Slits、エンジニアにはもちろんAdrian。ステージにはギター、ノードリード、ドラム、ピアニカ*2、ベース。ベースの人だけがオリジナルメンバーかな?で後は若い女の子たち。で演奏が始まってからAri Up登場、あの歌声はやっぱりAri Upとしかいいようがなくて、もうホント鳥肌もんでしたよ。で、曲は旧譜の曲を中心に新曲も織り交ぜつつ、ちょっと詳細わかんないですがメンバー紹介でエンジニアとしてAdrianを紹介した後New Age Steppers Styleなんやらと言っていたんでNASの曲もやったみたいです。レゲエありパンクあり、客席に歌わせたり、日本語で歌ってみたり、お祭り騒ぎで最高に盛り上がりました。Ari Upはとにかくオシャレさんで、衣装を何度も何度も替える、ステージ上で、途中でケツ出しなんかもご愛嬌でした。日本語に直した一節を連呼していましたが、多くに憎まれ、少しに愛され、と、その少しであったのかもしれないけれど、O-EAST内は大きな愛で満たされていたように思いますね。殺せ、殺せ、その愛で、も連発していたフレーズです。
On-Uのウィンブレ買っちゃいました。ちょいサイズがデカイ。

*1:HPなどを参照するにCultivatorの人??

*2:この人はゲストの日本人でした、誰かは知りません