CLOSE TO THE STRAIGHT EDGE

formally known?? as ANGLER ON THE HILL

安藤裕子/chronicle.

chronicle.

chronicle.

安藤裕子は顔が可愛いからいいと思う。歌い手さんのことを書く時にいきなり容姿のことを書くなんて失礼極まりないが可愛いんだから仕方ない。歌はというと、歌もナカナカ、というか結構いい。良質のポップソングを歌うなぁと思います。ただそれ以上のもの*1がないので買うまではいかないかな、まぁ良質のポップスそれだけで充分っちゃあ充分ですが。このアルバムではオザケン「僕らが旅に出る理由」をモテキチと一緒にカバーしている。これも、ん、悪くない。というのも最近猫も杓子もボッサでカバーとかそういうのありまして食傷気味もいいとこ、アーティストの顔が全然見えないし、ただオシャレっぽく*2やればいいみたいな感じがありしかも全然調理しきれていなくて気味が悪いです。もちろんトリビュートアルバムとか聴くのとも全然違います。自分のアルバムにカバー入れたいなら本当に思い入れのある曲をたまにスッと、しかし愛情たっぷりにカヴァーするのがいいんじゃないでしょうか。そういうのって聴き手にはしっかり伝わってしまうもんです。このカヴァーはその点いい感じ。

*1:例えば中毒性みたいなモノ、あるいは捻れた意匠など

*2:あくまで「ぽく」、オシャレってそういうもんじゃないと思う