ダチャンボの記念すべきファースト。今でこそフェスの常連ですがこのアルバムの発売当時はまさに知る人ぞ知るというバンドで、それこそ僕の周りでは誰一人知りませんでした。そもそも僕が何故彼らに興味を持ったかといえば
ズボンズのオリジナルメンバーのブッカビリーさんが今やっているバンドです的な、的なね。最近ではあまり行かなくなったLOFTのフリーペーパーなんかでも特集組まれていたりして、まぁこのファーストもLOFTのレーベルからリリースされてるわけで。この他にMossとかQuoとかQuaとかちょっとズレるとコンマレーベルに行きそうなアーティストが
西荻とかその辺でウニョウニョしていたはず、その中で何故
ダチャンボだけがこうも抜きん出てしまったんですかねぇ。他をあまり知らないんですがバランス感覚と突き抜け具合が良かったんですかね。静と動、晴れとけ、デジタルとアナログその辺のバランス。そして徹底的にポジティヴであろうとする突き抜け具合はとにかくアッパーになりたいときには持ってこい。この後のアルバムは買っていないというか触手が伸びないというか、このアルバムだけで十分な気がするのは突き抜けすぎがこのアルバムで事足りてしまっているからでしょうな。ちなみにこの頃はトリプルドラム。
