CLOSE TO THE STRAIGHT EDGE

formally known?? as ANGLER ON THE HILL

Real&True Live Series ブラック・ライト・オーケストラ 巻上公一 + 日比谷カタン公演@青山月見ル君想フ

朝帰宅、で、念のためアースデイのHPを見るとタイムテーブルが出ていて、潮音ちゃん見てからでもBLOは間に合う模様。しかしながらその後寝て起きたら時間的に行ったら潮音ちゃん終わってそうな時間になっていたorzということで月見ル直行。今回も歩いて行った、晴れていい気持ちだったし電車は何に乗ってどこで降りるのか調べていないし。開場時間ちょうどくらいに到着。今日はベルギーから変なヤツらが来る、ということでまったく知らなかったのだけど、TrabandやShining、行ってないけどFarmers MarketやAtomic、有名どこでVDGGなどの招聘を行ってきたOffice OhsawaのReal&True Live Seriesだから、信頼と怖いもの見たさ、あと巻上さんと日比谷カタンは一度見たいと思っていたし、チケット安いし。ちなみにチケ無、予約無で初めてライヴ見に行った、なんとなく当日で入ろうと思っているライヴは当日「今日は気分が乗らない」と、行くのをやめてきて、よくない流れだよなーとは思っていたのでこれを機にUFO CLUBなんかのライヴも行けるようにしたい。なんつって。順番は日比谷カタンから。ずっと名前は気になっていたけど音に触れる機会はほとんどなく、石橋英子のアルバムにゲスト参加しているの聴いても、いまいち凄さが伝わってこなかったのですが、実際見て、凄かったです。ヴィジュアルは派手だけどペラペラな着物着流して顔はなんつーかGLAYにいそうな感じ。で、ギターの弾き語りをやるんですが、まずそのギター、手作りなんでしょうか、エレアコなんだけど妙な形でシールド挿してあるのとは別にコンパクトマイクを埋め込んでいる。そのせいかギターの鳴りが独特。擦れる音とかより多く拾っているようで、実際の音の感触もなんだろう、ゴムっぽい音というのかな。ちなみに全編ノンエフェクト。で、そのギターテクもかなりのもんなんですが、コード進行っつんか?が凄く奇妙でしかもそこに、そのメロディ乗せないでしょー、というようなこれまた奇妙なメロディの歌が乗る。で、それが妙にマッチしていて、でもどこ切っても奇妙で、軽く前後不覚になってしまった。歌声もしっとりから、舌足らずで気持ち悪かったり、シャンソン的な情感たっぷりだったり、と変幻自在かつグロテスク、そしてシアトリカルな歌。歌詞も多分日本語なんだけど8割は何を言ってるのかわからない。聞き取れないんじゃなくてわからない。でMCがまたなんつーか捉えどころのないドイヒーな感じで、これはたぶん受け付けない人は本当にダメだろうな、というような、まさにBIZARREという単語が似合いそうな音楽でした。いや、今日のはでもみんなBIZARREだったな。日比谷カタン、一見の価値あり。そして次のBIZARREは巻上公一口琴テルミン、声、口琴の使い方、霧笛のような音をだしたり鳴らしながら声を出したり、テルミンの使い方、カオスパッドミニで音をいじる、そしてオノマトペ喉歌のみという声、これらを織り交ぜてのパフォーマンスなのですが、どれも斬新で驚きの連続、目が離せませんでした。しかも前半部をまるまるサンプリングしていたらしく、後半はサンプラーのライヴ前半部とリアルタイムのパフォーマンスとのセッション、ここはもうとにかく圧巻でした。最後のお清めの口琴も可聴域ギリギリの低音でこんな口琴もあるんだという驚きがありました。今日はソロだったけどこの超絶パフォーマンスがバンドでどういう風に機能するのか、次はヒカシューのライヴを見てみたいな。そしてお待ちかねのBLACK LIGHT ORCHESTRA。最初に言っておきましょう、最高だった!と。まずMr.Diagonalが一人で登場、GEMのエレピで弾語り、すると他メンバーがHOLIDAY〜♪と歌いながら登場。もうこの時点でとてもいい気分。メンバーは右からフルート、ピッコロメインのロベルト・ベニーニ風の人、ピアノのとメインヴォーカルはMr.Diagonal、ドラムは赤い帽子に黒縁眼鏡のジョニー・シバタ???、2mは優に超えてそうな大男は水夫のような格好でバリトンサックスとアルトサックスとクラリネット、そして他に比べて格好が普通な鍵盤奏者、nord electro3とよく見えなかったがもう一台シンセを操っている、という5人。ところどころでギターとベースを持ち回りで持ち替えていた。ライヴ全体で結構な情報量、5楽章の曲???や月見ルの丸いスクリーンを使った雪男のスライド、にんじんwww、流暢な日本語、などのイロモノ的な要素と、キャバレー的なストレンジで人懐こくて、でも実はよく組み立てられた音楽と、そのテクニックに裏付けられた演奏と、バンドメンバーのシニカルでユニークでインテリジェンスなキャラ。すべてが楽しく幸せな気分にさせるものでした。ライヴ中はスラップ・ハッピー的なストレンジとポップのバランスだな、と思っていましたが。思い出してみると、あの楽しさや幸せはDEERHOOFのライヴを見たときのようでもある、と思いました。DEERHOOFをまったく知らない状態で初めて見た帰りに「パンダパンダパンダ」と口ずさんでいた僕は今日は帰りに「スペイスバニ〜」とか「ホ〜リデ〜」と口ずさんでいたという。そういうところとか。わかりますか??ということで賛同を得られるかは微妙ですが「Slapp Happy meets DEERHOOF」というキャッチコピーを勝手につけさせていただきます。使いたい人は勝手に使ってください。それにしても、本当によかった。アンコールでスペシャルゲストで出てきた蜂*1も最高でした。やっぱReal&Trueハズさないわ、素晴らしかったです!で、開演が16時と早かったので渋谷まで歩いてもなお時間があるということでユニ

Great Vengeance & Furious.

Great Vengeance & Furious.

ソー・ファー

ソー・ファー

帰宅。

*1:ジョニーシバタ