CLOSE TO THE STRAIGHT EDGE

formally known?? as ANGLER ON THE HILL

VINCENT ATMICUS@渋谷7th FLOOR

進化する!学習機能!どうも、僕です。ゼロゼロ。今日は渋谷でライヴ。の前にユニオン。

Trad Gras Och Stenar (Reis)

Trad Gras Och Stenar (Reis)

アライヴ・アット・トニック

アライヴ・アット・トニック

trad gras〜はAMTとの対バンで見たこともあるスウェーデンのサイケバンドです。スウェーデン、サイケ、といえばDUNGENですが、なんとDUNGENのメンバーのReine Fiskeが現在trad〜に参加しているそうです。繋がってますねぇ。KOTKOTは以前タワレコで視聴してぶっ飛んだマーク・リーボウも参加のバンド?セッション?。そして今日は純粋な活動としては何と2年半ぶりだという芳垣安洋率いるVINCENT ATMICUSのライヴ。7thFLOORはNESTの上にあるこじんまりとして落ち着いたLIVE BARとでもいいましょうか。オール椅子席でしたが宣伝をあまりしていなかったのか客入りはボチボチ。前座は辻コースケ×伊達弦DUO。ステージにはVAのセットが既に所狭しと並べられていて、客席とステージの間のスペースに二人分の太鼓、結構な量になりますが、が並べられています。辻さんはGOMAのJUNGLE RHYTHM SECTION、伊達さんはCKBなどで活躍するどちらも凄腕のパーカッショニストです。伊達さんはコンガ4台、たまにスルド。辻さんはよく見えなかったけどおそらくコンガ3台とジャンベ3台ぐらいあったかな。徐に二人とも叩き始め始まったセッションですがどことなくアフリカとラテンというようにプレイの質が異なるためその双方の持つグルーヴのズレが生み出す新たなグルーヴが実にカッコいい。メロディアスなコンガの連打に時折切り込むジャンベのずっしりとした低音のボディブロウ、そして鋭い高音の連打で眼球飛び出してしまうかのよう。目を瞑るとまさかこれを二人でやってるとはとても思えない音の渦です。そしてVINCENT ATMICUS。VAは一度新宿のタワレコのレコ発ライヴで見たことがあるのだけど、その時はドラムセットを使えない新宿タワレコということで少しイレギュラーなセットだった。その後も何度か見るチャンスはあったのかもしれないけど何分メンバーの皆さん忙しい人ばかりで中々ライヴをやってくれない、今回も実に2年半ぶりということで、もっとライヴやってください。ちなみにメンバーは芳垣さんの他に岡部洋一勝井祐二太田惠資青木タイセイ、松本治、高良久美子水谷浩章という説明不要の方々で構成されています。ところが、2年半ぶりのライヴだというのに水を差すように西荻で別のライヴをしているという太田さんは別にクビになったわけではないそうです*1。まぁ太田さんのことだからなんとなく予想はしていましたが。まぁあの狭いステージに果たして太田さんの立つスペースがあるのか、という疑問もありますが。スペースの問題からか水谷さんはアップライトではなくフェンダーのフレットレスのエレキでした。久し振りのライヴ、ということで1stの曲も結構やってくれて良かった。高良さんが叩きまくる瞬間がサイコーにカッコよかったです。本編の最後には芳垣さんと岡部さんのドラムバトル、これがもう鬼、普段ROVOでも見られるこの二人のバトルですがこんな狭い空間近い距離、そして同じ目線の高さで見ることってなかなかできないです。圧倒されます。改めて凄いです、この人たち。新作出してください、そしてライヴもっとやってください。あとこの音で座りは結構きついです。今日の椅子は背もたれも肘掛もあって座り心地もよかったけどそれでも辛かった。ちゃんと踊りたい。そして太田さんは水を差さないでください。多摩に戻りバイトの連中と飲み→北公園で花火、蚊に刺されてめちゃ痒い、朝まで。

*1:芳垣さん談