CLOSE TO THE STRAIGHT EDGE

formally known?? as ANGLER ON THE HILL

東京JAZZ2009〈Groove〉@東京国際フォーラムホールA

今日はメタモ…には行かずに迷いに迷った挙句の東京JAZZに行きました。12時開場13時開演なのでちょっと早めに有楽町に行って赤塚展でも見てやろうと目論んでいたのですがまさかの寝坊、11時起床なんやかやで11時30分に家を出、結局開演時間に間に合いませんでした。もうちょっと本当にちゃんとしないとダメだ…。行くまでお目当てが一番最初だったらどうしようか…と不安で仕方なかったのですが、どうやらそれだけは避けられた模様。国際フォーラムは初めてです。今後も何度来ることになるでしょうか…。それにしても一番でかいホールA、というか国際フォーラム全体でややこしい、入口が全部違う、入ったら入ったでホールの入り口が分かりづらい、そしてようやっと自分の席へ向う扉を開けて入ってみればやたらでかい。ここまででかいコンサートホールは初めてかも…*1。日本で一番でかいホールってどこなんですかね…ちょっと気になりました。有名なホールは結構行っている筈ですが僕の経験上ここが一番大きそう。それなのに2階しかないもんだから必要以上に大きく感じるのかな。ちなみに席はS席でも2階9列の左の方、昨日チケット買った割にはいい席…。というか多分2階後方がA席なんだろうけど僕のすぐ後ろと後方の人たちの間には結構太めの空席の帯が。まぁタイミングで考えれば僕より後ろはいないだろうというのは当然ですが。という感じでロケーションの説明はこの辺で。僕が入った時は既に神保彰 featuring Abraham Laboriel & Otmaro Ruiz with very special guest "Lee Ritenour" が始まっていて神保が叩きまくってました。ベースと鍵盤の人は存じ上げず、神保彰もリーリトナーも名前は知ってるけどちゃんと聴いたことはないです。いわゆるフュージョンという感じですか、最近はそこまで拒否反応もなくむしろちょっとものによっては…という感じなので結構楽しめました。たまにはこういうのもいいね。全体的に音が涼しげで、でも演奏はバカテクで熱いと。そういうギャップが面白いです。あとは、ベースの人がソロで弾いて歌ってというのをやっていたのですがそれも面白かったです。簡単なメロディをハミングで繰り返して客に一緒に歌わせようとするのですが、日本人はそういうの苦手だよね。客席の反応はやはり微妙な感じ、まぁしゃーない。ソロを回す時の神保さんの手数の多さも面白かったです。マジ千手観音wwwつーかリアルイケメンだよなあの人。そして姿勢が凄くいい。上半身がのブレなさは異常。終わって15分の休憩。というアナウンスがいちいち入るんだけどそういうのも新鮮、転換中もステージ両サイドに着いたヴィジョンで延々同じパターンのCMのループ。新鮮だけどげんなりしました。お次はJohn Scofield and the Piety Street Band。ジョンスコは今日のお目当ての一つです。PSBはドラムベース鍵盤、ベースはセミアコのアップライト、鍵盤はグランドピアノとハモンドの二刀流。音はどろどろした僕の中のジョンスコのイメージとはちょっと違って軽快なファンクにピアノの人の渋いヴォーカルがいい感じの音、でもそこはジョンスコなのでギターの自己主張は激しいです。最初ハモンドの調子が悪く音が出ていなかったりというトラブルはあれど全体的に楽しいステージでした。ソロ回しみたいのもあったのですがなんとドラムはキックとパンデイロという離れ業、これには意表をつかれました。お次はスカパラ、腰を据えて見るのは初めてかも、フジで通り過ぎるとかその程度だったので。あまり興味がないので…高校の頃とかはちょっと聴いてたけど。ステージの規模と客席の感じを見るとなんとなく空回りしている印象。スカパラ目当てのお客さんももちろんいるようですが、席を後にする大人〜なお客さんもチラホラ。僕の隣に座っていたカップルもたぶん通し券で来ているのでしょう、いなくなっちゃいました。まぁしゃーない。僕はというと…場所も場所なんでボーっと俯瞰してました。フジで通りがかった時はもうちょっと楽しかったんだけどな。ということでここまで特に消耗することなく万全の態勢でのジョークリントンです。ジョンスコも目当ての一つなんて書いてますが、正直おまけ程度です。ジョークリントン、2002年フジロックのリベンジを果たすときが遂に来た、と。Tシャツも買いました。色々種類があって迷った、ピンクのボディのマゴットブレインとか、アフロレディの宇宙でM字開脚とかとすごく迷ったけど黒いボディに虹色のジョージそしてでかいロゴのを買いました。ド派手です。いつもはTシャツはLサイズを買うんですがちょいでかそうなのでMを買いました。ステージには色々出たり入ったりで何が何人とかいまいち把握できない感じですが、記憶に任せて書いていくと、右からギター二人、台に上がってベース、ドラムは3人のドラマーが入れ替わり立ち替わり、キーボード、台降りてあれはなんだろうキーボードかサンプラーかわかりませんがいかにもPな低音ヴォイスの人が操ってました、そして、さらにギター、この人はウェディングドレスを着てました。黒人のおっさんですが。そしてコーラスマイク4本。男2女2という感じ。さらにおむつをはいたおっさんもギターを弾き、純白のきらびやかな衣装を纏ったSIR NOISE???はメッセージボードを掲げ、逆立ちをし、スピーカーによじ登り、肝心のジョージは結構普通の装い、頭はまああんな感じでド派手ですが。ギターが3本もあるのでいい感じで轟音のぐわんぐわんでシンセもウニョウニョ、ジョージはかなり声が嗄れてしまってしかもよたよた歩き、それなのにあの客の心をグッと引き寄せるカリスマ性はさすがとしか言いようがない、お客さんも1階はわかりませんが2階席はほとんどの人が立ち上がって踊ってました。他にもなんか色々あったなー、PEARLIAMENTやFUNKAの代表曲ももちろんやってめくるめく変態テイメントの世界でした。フジでは終わる気配がなく電源を落とされたそうですが、今回はちゃんと終わりがありました。にしても、終演後来ていたカメと会えなかったけどメールしたのですが「ジョージ長いっすwww」だそうです。んーなるほど…個人的にはまだまだ踊っていたかったんですが。いやー何はともあれ最高でした。また見たいなー。ということでGrooveの部が終了。一路新宿へ。もう最近は新宿のユニオンに行きたくて仕方がなかったのです。とりあえずラテンブラジル館へ2枚購入。

Brazil Classics 5 :The Return Of Tom Ze

Brazil Classics 5 :The Return Of Tom Ze

Estudando a Bossa Em Quadrinhos

Estudando a Bossa Em Quadrinhos

そしてジャズ館プログレ館めぐるも収穫なし。昼飯食ってないので光麺食おうと思ったけど並んでいるのでパス、まあええわい、と空腹のまま中古センターへ。
ズィーナ

ズィーナ

ルック!!ゼア・イズ・ライフ・オン・アース!

ルック!!ゼア・イズ・ライフ・オン・アース!

Hot Rats

Hot Rats

L

L

Puzzles Like You (Dig)

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Out of Phase

Out of Phase

いやー買ったね。本当はタワレコ行って買おうと思っていたものがあったりやロスアプも行こうと思ったりしていたんだけどちょっと財布が厳しいんでバウンスとイントキもらってちょろっと試聴して帰る。帰って疲れたのでビール飲んで寝る。

*1:もちろん武道館とかSSAとかは別で