1.CICALA-MVTA/裸の星
2.
山本精一/PLAYGROUND
3.Janelle Monae/THE ARCHANDROID
4.
久下惠生/THE FIST
http://hibarimusic.com/?p=308
5.JOANNA NEWSOM/HAVE ONE ON ME
6.SHINING/
Blackjazz7.OWEN PALLETT(
Final Fantasy)/
HEARTLAND8.
JAGA JAZZIST/ONE-ARMED BANDIT
9.
FLYING LOTUS/cosmogramma
10.THE LOYAL WE/HOMES
今年は新譜を買った量が例年に比べて多かったように思います。
円高の影響か、
Amazonなんかだと輸入盤なら1000円ちょいで買えてしまうもんで次から次へと。本当はなるべく店舗で手に取って買ってと行きたいところですがこの安さですから…更に昨年末を以てマイホームタウンからCD屋が消えたので国内盤の新譜も通販に頼る始末ですわ。だったら安い方なんつって。基本的にボーナストラックは入れて欲しくない派なんで(入れるなら別ディスクにして欲しい…)国内盤はもう滅多に買わない。高いし。そういう傾向から、日本人の新譜少なめです。購入枚数では洋楽が邦楽を上回ったし。でも金額的には邦楽のが高い筈。なんだかなー。そうこうやってると今度はやれ
HMV渋谷の閉店だ
diy starsだ
ototoyの高音質配信だ
AmazonのMP3販売だつってますます店頭で新譜のCDを買う機会ってのは減っていくんでしょう、都心でもだ。どこでもCDって売れてないんだ。でも僕は依然CD派です。まだまだ。これからでしょう、CDが無くなるとしたら今はまだまだ序の口。まだまだ。ハードが飛んだとか
iPodがぶっ壊れたなんだって話聴いてるとやっぱり移行に躊躇するし。でも
iPod導入はずっと頭の片隅にあります。CD
ウォークマン売ってないんで。今年とうとう愛用のがぶっ壊れまして今は彼女のお下がりを使ってますがこれも結構な年代物なのでいつぶっ壊れるかハラハラしてるんです。何の話だ…そう、それで2010年BEST10、新譜をよく買ったということですね、そんなわけでまぁ良いモノが多かった、選ぶの苦労しました。泣く泣く入れられなかった盤の多いこと。そんなわけでmixには入れないコメントもしないけどとりあえず11位以下20位まで選びました。んな感じで1〜10までざっと感想を。1ですがまぁ何というかそうでしょうそら。ラストの「ちぎれ雲のバラード」これが大曲かつ名曲過ぎて…ライヴでは既に披露されていてずっと音源化を待っていた1曲です。
シカラムータのライヴにおける大団円と言えばアイラーメドレーや平和に生きる権利だったわけだけど、要はそれらはカヴァーなんですよ、もちろんアレンジが素晴らしいからこそのフィナーレ曲だったわけだけど、そこへこの自作曲による大曲を得たことによる
シカラムータのバンド感、取り換えの利かなさてのが僕の中で確固たるものになった。その他すべてライヴで演奏されてきた曲、どれも強度が違う。本当に素晴らしいバンドです。2も感慨深い1枚。山本さんまた歌ってくれたという。しかも
羅針盤路線もソロ弾き語り路線もひっくるめた
山本精一のうたとしてのアルバム。3はとにかく圧倒された。これ全然知らなかったのだけど
bounceで1ページ使って紹介されていて、そのジャケットにまず心奪われた。この
レトロ・フューチャー感、たまんないですよ。そしてしばらくしてから見たtightropeとcold warのクリップでKO。これが国内で出されてないってのは日本の音楽業界の怠慢以外の何物でもないでしょう。ブラックミュージックや
アメリカ文化を参照しながら架空の未来を音楽絵巻で創造している、この小さな体に円らな瞳の女の子が。本当にワクワクしますよ。4は個人的に待望のソロ2作目ということですが、1stよりさらにぶっ飛んだ内容になってます。楽器は街とでもいうか、スティック2本、工業地帯に赴きそこら中を叩いてまわる。それが何ともミニマルで原始的で
アンビエントで時に祝祭感溢れるダンスミュージックにもなり得るという。病みつきになります。5は今やdragcityの看板たる才媛の3作目、3枚組約2時間の超大作。この3枚組という体裁やアートワークなどが相変わらずCDで聴き続けている自分には何となく嬉しかった。2時間ただ納めるだけだったら2枚組でいいのにわざわざ3枚組にしたという拘りは録音音楽とその収録媒体の関係性というものへの愛着ではないかと思うのだ。3枚それぞれのストーリーがあり3枚でひとつのストーリーなのだ。だから3枚通して聴いても疲れないし1枚1枚聴いても中途半端感はない。CDに拘り続けて時代からどんどん置いていかれている気のする僕の溜飲を下げてくれた。内容ももちろん素晴らしかったです。6は嘗て
JAGA JAZZISTの中心人物だった(こう書かないと皆注目してくれない…本国ではそんなことないんだけどなぁ…)Sax奏者Jorgen Munkby率いるSHININGの通算5枚目のアルバム。レーベルを
Rune GrammofonからIndie Recordingsに移籍し完全にメタル化。ただし
プログレッシヴな展開とフリーキーなサックスは健在でとにかく気持ちいい。LIVEでおなじみのクリムゾン21世紀の精神異常者のカヴァーも収録。7はカナダのヴァイオリン弾き青年。
Final Fantasy名義で活動していたのを世界流通に合わせて本名に変えてから初アルバム。ストリングアレンジャーとしての仕事も多い彼ならではのオーケストラ使いがとても面白い。今年のキーワードの一つだったかもしれないオーケストラル・ポップ、未聴だがタイヨンダイのソロなども話題になったが、オーケストラ
サウンドを単なるゴージャス感の演出として使うのでなくアレンジの重要なファクターとして用いているその用法が斬新、かつ、うたものとしてのヴォーカルやメロディセンスも素晴らしい。8は昨年のライヴの興奮をもろに蘇らせてくれた、フジ出演は早すぎるカムバックと若干短かったせいで消化不良だったけどこの新譜はやっぱり良かった。9はやはり今のポスト
ダブステップとか
ロータス以降というような状況を見ると外せないでしょう、トムヨークがトピックみたいだけど個人的にはアリスっぽさ全開だったりラヴィが参加したりと血縁を否定しない潔さみたいのがここちよかった。バンド編成でのライヴを見てみたい。後はアートワークが良かった。ジャケだけで言えば今年1番です。10はWHY?の前座で見たときからずっと気になっていた女の子2人組で個人的にはストロオズの再来と思っているのだけど。数か月後にひっそりとリリースパーティがあったのも良かった。DJハーヴィー蹴って行った甲斐あったかな。
というわけでまぁこんな感じ。11位以下は↓。どれも甲乙付け難いものでした。毎年書いてますが完全に今の気分なのでここには入れなかったものが数年後ここに入っているどのアルバムよりも思い入れが強くなるなんてことも当然あると思います。ひとまず2010年総括。来年も素敵な新譜がたくさんでますように。今年も駄文にお付き合いありがとうございました。
11.
Buffalo Daughter/The Weapons Of Math Destruction
12.
MASSIVE ATTACK/HELIGOLAND
13.
MOOOLS/Weather Sketch Modified
14.KIMONOS/KIMONOS
15.Natalia Lafourcade/HU HU HU
16.DEERHUNTER/HALCYON DIGEST
17.
Blonde Redhead/Penny Sparkle
18.EXPE.NISHI/INVISIBLE DUO
19.
Rovo/Ravo
20.GONJASUFI/A SUFI & A KILLER