CLOSE TO THE STRAIGHT EDGE

formally known?? as ANGLER ON THE HILL

Andrew Bird@渋谷CLUB QUATTRO

@TOWERよりCD二枚。

裸の星

裸の星

BLUE RONDO

BLUE RONDO

シカラムータだけ聴いてザワザワしつつ渋谷へ。ユニオンで1枚。
Reggae Is Here Once Again(DVD付)(紙ジャケット仕様)

Reggae Is Here Once Again(DVD付)(紙ジャケット仕様)

クアトロへ。外人多し、誇張でもなく半分くらい外人だった…。普段なら割と長身な方の僕は特に気にもせずただいい感じの位置を探すだけで済むのですが、今日ばかりは前の高身長の方々の隙間からステージを覗ける位置を何とか探さねばならんという。前座はキセルキセルは朝霧とフジで1度づつどちらも遠巻きに見ましたがライヴハウスで正面からちゃんと見るのは初めて。だから何だというのですが。キセルは今年初ライヴだそうで、僕も今年初ライヴです。だから何だというのですが。浮遊感のある音は毎度気持ちいいですな。今までよりもステージに近づいたせいか思ったよりもドラムマシンの音が重くてびっくりしました。なんとなくリズムボックスのチープなビートの印象があったので。リズムボックスも使っていたようですがこちらはこちらでとても落ち着く。兄弟だからかその打ち込みの音とギターのループとそれぞれの演奏がピッタリで、息の合い方はさすがだなと思いました。弟さんがナンちゃんに見えてしまって以後それが気になって仕方なかった。続いてAndrew Bird。ユニオンでCDを見ている時にヴァイオリンのケースを背負ってアナログ、日本のサイケもんを抱えていたように思うけど、ディグっていた外国人がいて、もしやアンドリュー?と思ったのだけど顔がなんとなく違うのでスルーしたのだけどあれはローディだった模様、せっせとセッティングしてました。あんな開場時間過ぎたくらいに近いとはいえいいのか?いいのでしょう。そんなわけで、ステージにはマイクが3本、グロッケンシュピールとギターとヴァイオリンが用意され、ドラムセットなどが準備される様子もないので一人で全部やるのでしょう。ステージに現れたAndrewはジャケットにネクタイの割とカチッとした装い、そしておもむろにヴァイオリンを爪弾きだし口笛を吹き、その場でサンプリングしてループさせてどんどん重ねていくというスタイル。ヴァイオリンはウクレレのように抱えてのピチカートとボウイング、生音とエフェクトをかけた音を使い分けてという感じで、エフェクトをかけた音のピチカートは何となくKONONOみたいな電化ムビラのような音がして新鮮でした。全体でアルバムで聴かせているような音ではなく、本当に用意した機材と一人でできることしかやらないのでアルバム曲でもアレンジがまったく違いました。ライヴとレコードに対する姿勢の別をこれだけ感じさせるというのも凄いですね。それでもライヴの方がシンプルということになるわけでもなく、ただライヴの方がクラシカルなタッチとミニマルな要素が強い気はしました。その辺含めライヴを見に来た価値はあったな、と。面白かったです。