CLOSE TO THE STRAIGHT EDGE

formally known?? as ANGLER ON THE HILL

GROOVE ORGANICO Hermeto Pascoal e Grupo day2 1st set@渋谷pleasure pleasure

渋谷へ。セゾンの隣の新しいハコにてパスコアル。Tシャツを購入。ステージには各種楽器とトロピカルな植物たちが所狭しと並んでいる。ここは日本か?ライヴハウスというよりは映画館をホールにしたような作りで、席もドリンクホルダーや傘立てが付いている。もちろん座り心地も抜群。客層は様々。まずは3人登場、女性がYAMAHAのエレピに、ハンチングのイケメンはフルートを、そしてハゲのおじさんがサックス、軽いセットを披露。そしてItibere Orquesta Familiaを率いるItibere氏が登場し先の3人がはけてベースソロを披露。そしてそのままGrupo登場。この時点ですでに目まぐるしい展開だけどその後はもうめまぐるしさが怒涛。先ほどのハンチングの人が実はエレピ、そして女性はPascoalの奥方でしょう、スキャットとある場面ではギター、ボディパーカッションなど、そしてサックスのおじさんはアルト、テナー、ソプラノ、そしてフルート、ピッコロまで吹きこなし、後方にはドラム、そしてパーカッションはパイプに吊り下げられたカウベルや鉄板やアイロンさらには手元にもアゴゴのような鳴り物、ハイテクのパンデイロなど。そして右端に御大Hermeto Pascoal、彼は基本は何かは見えないけれどもシンセ、そして時たまバスフルートややかん*1などを吹くといった感じ。それはもう圧倒的なスピードと変幻自在のリズムとで体が歓喜を覚える中、時折飛び出す木のカップを繋げたような鳴り物や木靴を打ち鳴らしたり、全員が楽器を置きステージ中央でしゃべくったり、やかんの中からアヒルのおもちゃが出てきたり、Hermetoと奥方がダンスを始めたり。それがすべて音楽として成立している面白さ。とにかく終始テクニックとアイディアとユーモアによって会場全体が楽しさで満たされていました。Hermetoがオーディエンスに歌わせようとすると日本ではなかなか見られないようなレスポンス。これぞ音楽の喜び。本当に至福の時、あっという間だった。その後のセットのためか終わる時間がかなり早かったのでタワレコでCD買って帰る。

犬とチャーハンのすきま

犬とチャーハンのすきま

ドイツイングランド見てから寝る。

*1:注ぎ口にマウスピースをつけてあるんでしょうか