CLOSE TO THE STRAIGHT EDGE

formally known?? as ANGLER ON THE HILL

FUJIROCKFESTIVAL10前夜祭

朝6時過ぎ起床。問題なく。生憎の天気。Mを駅まで迎えに行き出発。ナビの使い方がうまくいかず暫く下道を延々走る。全然関越に乗ってくれない。到着予定は15時過ぎだし関越を並走したりするしどう考えてもおかしいのだがとにかく道を知らないのでナビに従う。肉体的にも精神的にも耐え切れず試行錯誤した結果やはり一般道優先で走っていたことが発覚し修正すると到着予定が13時過ぎに。んー大幅タイムロス。仕方ないけど悔しい。鶴ヶ島から関越に乗る。腰が限界なので上里で休憩。その後は特に問題なく苗場着。駐車場は場内1なので取り敢えずテントだけ持ち、チケットを交換し、雨風の中殆ど泣きながらテント設営。前夜祭までしばらく時間がある。残りの荷物を取りに行ったりなどしていたら疲れてしまって前夜祭が始まってもテントからなかなか出る気になれない。しかしながら折角前日入りしたのにライヴを見ないのはもったいない、と頑張って前夜祭へ。MAMEZUKAは序盤にいつものような大ネタなし、でもMAGMA流してましたな。最後のCUBISMO前に思い出したかのようにデジャネイロとかボラレとか流すのには笑ったが。
MUSTANG
エルヴィスライクなロケンロートリオ。少し見たいと思っていたのでラッキー。ギターがオルガンに持ち替えたりリズムボックスを使ったり。しかしながら前夜祭のPAとの相性があまりよくない。全体的にそう思うのだけど前夜祭のPAはアゲアゲ仕様だからか低音を利かせ過ぎな気がする。ギターがあまりエフェクトをかけない音なのでそうするとどうしてもキレが悪くなる。なのでオルガンを弾いている時なんかは割と気分も乗ってくるのだけどそうでないといまいち乗り切れない部分があったのが残念。バンド自体はカッコよかったですよ。
BEARDYMAN
ビートボクサー、なのだが、HIP HOPへのこだわりみたいなのはあまりなくとにかく声だけでどこまでやるかということに執心している。なかなか驚きのパフォーマンスで特にサンプラーを使い音を重ね始めるともう特に声がどうとかというのを忘れてしまうほど。声だけでUNDERWORLDとか。
NARASIRATO PAN PIPERS
ソロモン諸島よりゴキゲンなビート。PAN PIPERSとある通りのパンフルートオーケストラ。メロディ担当が3人程、低音担当が2人、パンを吹くのではなく叩いてポカポカした音でリズムを刻むのが2人、そしてパンではないパーカッションとヴォーカル1人にヴォーカル兼メロディ担当のフロントマンという編成。終始躁状態のパフォーマンスに振り付けやヴィジュアルも面白く素晴らしい、しかも「上を向いて歩こう」やったりというサーヴィス精神なども。ただここでも低音利かせすぎでパン叩きの音*1が埋もれてしまいこの人たちの音の一番の特徴が薄れてしまっているように感じた。色々な音楽が登場する前夜祭だけにそこは特に注意すべきところなのでは?
LASTORDERZ
僕が敬愛する安斎肇の在籍するパンクバンド。サマソニでデビューしたのをタモリ倶楽部でやっていたのを見て羨ましいと思っていたがまさかここで見れるとは!頑張ってテント出て良かった!しかもヴォーカルはサマソニ後に加入した田口トモロヲという…。サマソニでもやっていた曲や安斎遅刻の歌、オブラディオブラジャーというブラジャー振りまわるドイヒーな歌、田口トモロヲプロジェクトX的セリフまで飛び出す充実ぶり。安斎さんはギター弾く時も猫背なんですね。サイコーでした。ここでじゅんちゃんがミルキータンジェリンのタクミ氏とともに到着。
CUBISMO GRAFICO FIVE
初めて見たかも。チャーベさん声高い。高校の時だったら絶対ハマってたなーと思いながら見ていたがよくよく考えればドラムが恒岡章。今年は横山健難波章浩も出るのだけど苗場に3人揃ってなぜハイスタをやらない?それともどこかでやるのか?少しドキドキする。
というわけで前夜祭はなかなか充実していました。雨やんでた。オアシスで乾杯、塩ラーメンを食う。そして帰幕。

*1:芳垣安洋さんが使うブンバカという楽器に似ている