CLOSE TO THE STRAIGHT EDGE

formally known?? as ANGLER ON THE HILL

metamorphose10th@修善寺自転車の国サイクルスポーツセンター〜Mathias Eick@東京国際フォーラム地上広場特設ステージ

夜が明け、これから暑くなるであろうことが予想されたのでまだ涼しいこの時間帯に寝ておこう、ということで65dosは見ずに基地で寝る。朝日に照らされ暑さで起きる。朝飯に肉うどんを食って最後のステージへ。
Moritz Von Ozwald Trio
対面に上った日差しで機材の液晶が見えない云々の理由からかステージに設置された運動会テントその中に機材と白シャツにスカーフのMoritz、そしてその隣にMaxさん。完全に来賓席。そしてテントの脇にセッティングされたメタルパーカッション群のセットに鎮座ましますLuomoは上半身裸でティアドロップ。見ようによっては親分若頭にチンピラという構図。Luomoへの日差しによる暑さ対策として扇風機と急拵えでマイクスタンドに傘をくくりつけたものを二つセットの前方に設置。という感じで開始。Luomoがなんとなーく鳴らすメタルパーカッション群の音をDubbyに処理しさらに音を重ねていくというもの。このランダムに鳴らされる金属音とミニマルなリズムを日差しの中日除けなしで1時間30分踊り続けるというのはちょっとした苦行に近いものがあり、後から聞いた話だと別で来ていたシオノさんは途中で諦めて帰ったとのこと。それはちょっとした砂漠で蜃気楼を見るような感覚に陥りその苦行が途中から快感になり始めた。それで結局最後まで見たのだけどなんとなくだがLuomoがもう無理!と投げ出して終わったような感じにも見えた。最後までサバイブしたオーディエンスをウンウンという感じで見守るMoritz。やたら盛り上がるサバイバー。そんな中死にそうな顔で出てきたマユリ姉さん(多分自分のプレイが終わったばかりなのでしょう)によってしんどそうに終宴が告げられた。
水500mlを一気飲み、そんな感じで帰路へ。温泉に入って行こうということで温泉を探す。明らかに閉まってる湯治場に行ってしまい隣のホテル(入浴のみ不可)の人に教えてもらった湯屋光林にてくつろぐ。昼食も。ヴォリューミーな生桜エビかき揚げ丼でぐったりとする。途中休憩を挟みながら用賀へ帰還。車を返したところで解散。温泉に入り車の中で寝たおかげか元気があったので、元気があれば、と思っていた東京JAZZの無料ライヴへ。その前にホンマくんとタツヤくんが渋谷に行くというので付いていきタワレコでCDを買う。

Church With No Magic [解説付き国内盤] (BRWP198)

Church With No Magic [解説付き国内盤] (BRWP198)

そして一人有楽町へ。
Mathias Eick
東京JAZZ、屋台村の祭り気分で賑わいをすり抜け特設ステージへ。東京JAZZはフォーラム内だけでなく色々な場所で行われていて、この屋台村でも無料でJazzのライヴが行われている。その中で今日の最後3つはノルウェージャズの特集のよう。毎回入れ替わりのようでステージの前には椅子が並べられており一応柵で囲われている。ギリギリで到着したので既に結構な人が並んでいて座席には座れなかったが座席の後ろ最前中央をキープ。Mathias EickはJaga Jazzistのトランペット奏者でソロでも活動しているのは知らなかった。今回来日すると聞いてまぁ暇ならと思って詳細を確認したところなんとドラムはShiningやElephant9のTorstein Lofthusだというので俄然見る気が湧いてきたと。Metamoであまりお酒を飲まなかったり仮眠をちゃんととったり温泉でサウナに入らなかったりしたのはTorsteinのためといっても過言ではない。というわけで頑張って見に来ました。バンドは5人編成。Mathias以下Torsteinにもう一人ドラム、ベース、鍵盤。ベースはエレキを使用、鍵盤はグランドピアノとローズ(白のローズ初めて見た)。Jagaに通じるかといえばそこまでではなくもっとJazzらしいJazz。CDはECMから出ているらしい。とはいえツインドラムでベースがエレキ、中々にアグレッシヴな演奏でありつつもダーティにならずやはり北欧独特の浮遊感みたいなものは特にMathiasのペットから漂っていた。Mathiasはマイクを二本立てて片方ではディレイ?用で音を重ねていくというプレイも。ツインドラムはTorsteinでない方がマレット使いでアクセント的なプレイ、メインのビートはTorsteinという具合で役割分担がなされているなどなかなか見どころが多かった。サクっと終わったがしっかりアンコールもあり。アンコールはTorsteinは座ってるだけつまりビートレスの抑えた演奏による静謐でひんやりした音、これは確かにECMらしい、といってもECMを殆ど聴いたことないので勝手なイメージだがそんな感じがした。終演後サイン会があるというのだが売っているCDにはTorsteinが参加していないみたいなのでさっさと退散。
新宿あたりでのざわさんから電話。クラムボンよみうりランド終わりにシオノさんに迎えに来てもらいそのまま多摩でご飯を食べるから良かったら、ということで合流し堀之内味ん味んでプリスケツ(ブリスケのことです俺が聞き間違えた)などを堪能し帰宅。夕飯を食べるといっていたのに焼肉を食べてきてしまって母に怒られた。超濃密な1日。