CLOSE TO THE STRAIGHT EDGE

formally known?? as ANGLER ON THE HILL

年間BEST10の前に、2009年以前リリースのもので良かった、よく聴いた、というアルバムから厳選して10枚選びました。
年代もバラバラなので順位は着けません、アルファベット順です。MIXも今年はアルファベット順にしました。最後のが強烈過ぎたのでMIXできなかったwww。とりあえず隠すのでまずはMIXを聴いてください!
http://8tracks.com/katagillyooo/my-2010-but-not-2010
灰汁/俺らは生きて灰になる

俺らは生きて灰になる

俺らは生きて灰になる

Axel Krygier/Zorzal
つぐみ

つぐみ

THE ENTRANCE BAND/st
Entrance Band

Entrance Band

FUCK BUTTONS/STREET HORRRSING
Street Horrrsing

Street Horrrsing

the innocence mission/we walked in song
We Walked in Song

We Walked in Song

Jesca Hoop/Kismet
Kismet

Kismet

Lonely Drifter Karen/Grass Is Singing
Grass Is Singing (Dig)

Grass Is Singing (Dig)

鈴木勲/自画像
自画像(紙ジャケット仕様)

自画像(紙ジャケット仕様)

図書館/図書館の新世界
図書館の新世界

図書館の新世界

v.a./THAI POP SPECTACULAR 1960s-1980s
Thai Pop Spectacular: 1960s-1980s

Thai Pop Spectacular: 1960s-1980s

ざっと感想を。灰汁は今年タイコに出る為に来日したWHY?が急遽東京公演をnestでやった時の前座で初めて見ましたが衝撃を受けました。とにかく不穏。今年新譜も出ましたがそちらはまだ聴いてません。これとりあえず結構尺あるのに1000円なんでごはん1回我慢して買ってみては?Axel Krygierはいわゆるアルゼンチン音響のくくりに入ると思うのだけど、そもそもアルゼンチン音響というくくり自体があまり意味を持たない言葉だとも思っていて、もっと他にいい言葉はないかななんて思ってます。アルゼンチンのエクスペリメンタルなポップ…MPBに対してMPAってのは…と思ったらもうそういう言葉あるんですね。とにかくポップで捻りが聴きまくって聴いていて楽しくなる音。THE ENTRANCE BANDはFUJIROCK出演で知ったUSのサイケトリオ。FUJI自体ではあまり話題にはなってなかったみたいだけど僕の周りではとにかく僕が推しまくって見た人の間では絶賛の嵐でした。もうここ数年ずっと思ってることがあって、サイケって言葉が使われすぎているなぁと。別にファズが効いてリヴァーヴがかって…という古来のサイケに捉われたくないという思いは自分の中にもずっとあったものだけれど、こう猫も杓子もサイケなのにはちと鼻白んでしまう。という揺り戻しというか、古来の、狭義のサイケを今鳴らしているバンドにはどうしても思い入れが強くなってしまうもの。FUCK BUTTONSはもう何年も前に来日を朝霧で見るはずだったのだけどそれがオジャンになってしまいそれ以来少し距離があったもののドローンな音への興味がまた盛り上がって来て聴いてみたしだい。このエレクトリックな要素とのバランスがとても良くてポップですらあるところが好きです。祝数年越しの来日再決定。イノセンスミッションは福山雅治がCMをやっているキューピーハーフのCMでかかっていて一耳惚れしたアーティスト。キューピーハーフは昔から音楽の使い方が洒落ていてよい。一方Jesca Hoopはmemory labの高橋健太郎さんがネットラジオで垂れ流していた曲群の中で耳を引かれた。流れていたのは今年出たアルバムだけれどそれはまだ聴いていないので。Lonely Drifter Karenはクラムドのアーティストのマイスペを片っ端から聴いていた時に特に気に入り何度も聴いた。鈴木勲は西新宿のロスアプソンでずっと激プッシュされていた埋もれた名盤とでもいいましょうか。多分もう廃盤かな?ロスアプソンには在庫あるかも。鈴木勲自体はジャズベーシストですが、彼が色々な楽器、変わった楽器もあるが、それを多重録音したもの。この何とも言い難い浮遊感と寂静感はかなりクセになります。図書館は図書館です。グッドミュージック、グッドソングス。それしかない。これもそれ以外にもポップで少し捻くれて凝っているのにすっきりとスマートに出来上がった音楽というものにとにかく惹かれるのです。でも最後のタイポップは全然そういうことじゃなくてとにかくブッ飛ばされたという。これはsun city girlsのalan bishopの主宰するsublime frequenciesという辺境音楽ばかりを集めたようなレーベルから出されたコンピで第二弾も出てます。タイポップシリーズ以外でもジャケットとコンセプトだけで眩暈がしちゃうようなモンドっぷりにもうアッパレとしか言いようがない。タイに関しては真保☆タイディスコのMIXでも味わったような如何わしさたまりません。以上。