CLOSE TO THE STRAIGHT EDGE

formally known?? as ANGLER ON THE HILL

contrarede presents BLONDE REDHEAD@新代田FEVER

夕前外出、何となく電車が混んでいる気がする。渋谷。ユニオンでCDを3枚。

Does the Cosmic Shepard Dream of Electric Tapirs

Does the Cosmic Shepard Dream of Electric Tapirs

キャラペイス

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プレイグラウンド~アコースティック

プレイグラウンド~アコースティック

遅めの昼飯食ってる暇が無さそうなので天一スルーでタワレコへ直行。オオルタイチのコーナー探すもなかなか見つからず、クラブミュージックの一角にて発見。しかしながらジャケが一種しかない。コーナー以外の棚も見てみたがやはり一種しかない…いやな予感。店員さんに確かめてもらうとどうやら初回盤は品切れだそう。明日最後の入荷があるそうなのだが明日渋谷には来ないので他店の在庫も調べてもらったがやはり同様の状況らしい。折角調べてもらってアレだけどユニオンには残っていたのを確認していたので急いで引き返し初回盤とmixcdrの特典を何とか入手。あぶねー。発売からそんなに日数経っていないとは思うのだけど…オオルタイチなめんなってことですかね。このタイムロスで昼食の時間はもちろん無くなり、待ち合わせにも間に合わないよう、しかしながら待ち人も間に合わないとのことで原宿まで代々木公園を抜けるルートで歩く。待ち人来りて山手線に。しかしながら電車が止まっているアナウンス、いつに動き出すかわからんので取り敢えず駅を出ることにしたが改札を抜ける寸での処で動き出したというアナウンス。慌ただしいよ。という感じで新代田へ。
CAROLINE
うちの店にも入荷&コーナー展開の予定があるキャロラインちゃん。&record頑張ってますよね。登場したのは女子2男子2の4人。キャロラインちゃんはほぼヴォーカルのみ、かな。如何せんステージが低くてよく見えません。左端の女子はOLIVIAでしょうね、激カワ姉妹。OLIVIAはキーボードとグロッケンやピアニカ、そしてヴォーカル。その間に男子がいてそちらはキーボードとギター半々にこちらもたまにグロッケンとたまにヴォーカル。そして右端の男子はマックのラップトップで恐らくビートとエレクトロニクスということでしょう。ダウンテンポグリッチノイズにキャロラインの可愛いヴォーカルが乗る、という感じはまぁBjork以降のよくあるスタイルでそれだけだとやはり新鮮味はないですがその中でギターやキーボード、グロッケンなどの生っぽさがフックになっていると思いました。しかしながら立ちっぱなしで見るには僕の膝と腰はちょっとしんどそう。ゲストでmice paradeのギタリストが入った後はその生っぽさが5割増しくらいになりそこは結構面白かったかな。後はまぁ姉妹が可愛いんで視覚的にはまったく飽きないです。女子がステージ上で楽しそうにやりとりしてるのってのはいいですよね。
BLONDE REDHEAD
そしてお目当てのBLONDE REDHEAD。07のフジで見て以来、3年半ぶりということでしょうか、ずっと国内での単独LIVEを見たいと思っていました。メンバーはカズさんとアメデオとシモーネの他にサポートの鍵盤&ラップトップ(かな?とにかくステージが見えにくくて…)が一人。ステージ後方には大きな銀色の傘(グラビア撮影などで使うような)が5つ並び、全体に点々と配置された無数の裸電球。演奏が始まるとこの電球、チロチロと灯のように中の線が動きながら光ります、あれ何ていうんだろう…静謐な演奏の時にはあれだけが光ってて、一方で銀の巨大傘には強力な光を当ててでかいライトみたいにしているのだけどそれが音のアクセントに合わせて交互に光ったりして、轟音の時には全て点灯したりする。そのライティングの妙が彼らの音世界と見事にシンクロしていてそれが本当に感動的だった。曲は新譜からと旧譜からと半々くらい。その流れにしてもとにかく構成力の高さが完璧、演奏始まるまでは正直これだけ狭くて天井の低いハコでどこまであの世界を演出できるのか不安で、ケチってEAST行かなかったこと後悔するのかもなぁという気持ちもあったのだけれど、そんな不安は全く的中せず、彼らはどこで演奏してもBLONDE REDHEADなのだということを見せ付けられた気がした。もちろんその演出をしきるだけの演奏力の高さ、一朝一夕では成し得ない円熟味というものだろう。そうして本編をそういう演出力と演奏力の高さで大満足「一歩手前」で終わらせた、というのも23をやらなかったのだ。僕はこの曲には思い入れがあるので当然そうなのだけど23は絶対聴きたいという人が会場の中にも多かったんじゃないかと思う。そして少しじらし気味に再びアンコールで登場したのはアメデオ一人、ポロポロとやり、後から他のメンバーが登場。やっちゃうのか23と思いきや最近には無い感じの激しい曲、T&G時代の曲かな(まだ1stと4AD時代のアルバムしか聴いたことないのですがこれがまたやたらとカッコイイ、T&G時代のアルバムもチェックせねば)その曲の終盤に放たれた轟音に飲まれながら、この次に23やったら神だなぁーと思っていたら…やった!やりよったこの人たち!なんていう魅せる人たち!アメデオの最初の一音で昇天…そしてシモーネのあのビートにカズさんがあのメロディを歌ったら…僕は切なさで千切れた。そして23が終わり、昂った気持ちを鎮めるようにもう1曲演奏しおしまい。本当に素晴らしかった。今年最初のライヴがこんなに素晴らしいライヴだなんて幸先よいではないか。
いいライヴを見た後はソワソワしながら帰る。多摩は気温が5度くらい低いんじゃないかと思うほど寒い。