contrarede presents AKRON/FAMILY AKAK DREAMTIME 2011 TOUR

昼過ぎ渋谷。tsutayaからタワレコ、パルコなどをブラブラする。

うみべのまち 佐々木マキのマンガ1967-81

リブロで購入。バンクシーのチケも前売りで買っといた。シスコのあったとこの上のカフェで一杯飲んでからWWWへ。初めてきたWWW。ライズXとライズの地下がWWWになったらしくプレジャープレジャーと同じ成り立ちのライヴハウスだが、椅子席のプレジャー〜と違いオールスタンディング…だがもともと劇場だったせいか割と高めの段差で3段のフロアになっている。これが吉と出るか凶と出るか、とりあえず一番下の最後尾に陣取ったが。ちなみに天井が高くスピーカーもいいの使ってる感じ。音響はいいんじゃないだろうかと思ったが。が。
不失者
AKRONの対バン(この場合前座というのはおかしいだろう)で不失者が決まった時大丈夫かなぁと思ったのだけど、何が大丈夫かなぁなのかと言われると何とも言えないのだけれど。ちなみに灰野敬二を見るのはこれが初めて。IBYMで音だけ遠くで聞いたことはある。まぁ昔灰野問題なんていうの勝手なアレがあって、まぁ今は何とも思っていないですけど、とにかく今まで何となくスルーしてきたわけですがついに見えることに相成ったわけです。不失者のメンバーはベースの人が亡くなったらしくナスノミツルさんがベースでした。亀川千代かなぁと予想していたんだけど。工藤冬里という噂もあったみたいだけど。そんなわけでいきなりのフリーの轟音で始まりしかしながら終始それに尽きるわけではなくリズム隊もフリーながら何となくパターンみたいのが出来上がったりと思ったほど難解ではなかった。しかしながら余りの音の大きさに耳を押さえながら外に出る人もチラホラ、灰野さんは基本はギターと言葉、時折ステッキを持ちバンドの演奏を支配する場面やフルートを吹く場面なんかもあり。ちなみにマイクが三本その都度その都度使い分けていたのだけれど微妙なリヴァーヴの違いなどはあったかもしれないがそこまでよくわからなかった。ちなみに譜面があったのだけどあれ何が書いてあるのかすごく気になる…。というわけで圧倒的なハードロックトリオの、なんと90分。いやー前座じゃないにしても結構長かった。おもしろかったけれど正直AKRONのテンションで来ているのでアレを90分はちとしんどかったかも。
AKRON/FAMILY
というわけでアクロン。前回のライヴが本当に素晴らしく新譜も出たしもう騒ぐ気マンマンで来た、という同じような人で一番下、つまりステージに一番近いフロアが一気に芋洗い状態に。BINGOの呼び込みで登場した3人に会場の熱気もピーク。そして演奏が始まるとまぁ一番後ろの我々は圧迫される圧迫される前の人の髪の毛が顔に当たるなどでイライラ…しかしながら何とか楽しめる場所を確保したか、と思うがしかし恒例のメンバーが興奮してフロアに降りてくるとまたごちゃごちゃとなり…なんてステージにはドラムだけしかいなくなる瞬間があり観客もフロアに降りた二人に注視していると鳴らないハズのギターの音が!!!とステージを見ると灰野さんwww黙々とノイズを鳴らしているその姿がちょっとお茶目に見えた…そんなわけでそこからは4人でしばらくノイズセッション、しかしながら演奏開始直後に??と思ったPAなのか本人の意図するところなのか音のバランスの悪さ(特に低音のレベルが高すぎるというか)がそれ以降顕著になり耳が大分しんどくなった。ちなみに灰野さんは乱入した曲、次の曲、次の曲くらいまでセッションし続け、AKRONのメンバーがどうしようみたいな感じになってもまだひき続けるwww最終的に「そろそろ…」みたいな感じでメンバーにすんませんみたいな感じで演奏を止められ何食わぬ顔でステージから去って行った。灰野さんがいなくなって再びAKRONショウとなるかと思いきや、音の悪さはそのままなのでやはりしんどい。演奏のテンションは見る限り良さそうなのにバランスが悪すぎて全然楽しめなかった。ギターのつまみをいじったりしてたのでメンバーの意図するところじゃないと思うんだがどうなんでしょうか。12日の単独行けばわかるかもしれないけど行けないし。そんなわけで何とも後味の悪いライヴになってしまったのだけれど、まぁ後々思い返せばこういうライヴがたまにはあってもいいんじゃないかなと。耳がイカレルかもしれないと思いながらのライヴ、音圧で目眩がするなんてことそうそうない体験だろうし。と、帰って色々と考えてそういう結論に達した。ただ今度はちゃんとした音で、できれば野外で見たいよね。
ということで小雨がパラつく中とっとと帰宅。帰ってつっちーと電話会議など。