CLOSE TO THE STRAIGHT EDGE

formally known?? as ANGLER ON THE HILL

オフ。昼過ぎ、人のごった返す浅草へ。歩くのも大変なほどの人は、みな隅田川の桜を見に来ているのだ。例に洩れず、というかあの人が浅草で昼に用事があったのでそのまま隅田川の桜を見ようということになったのだ。浅草は忘れもしない2010年6月6日以来、つまり大友良英のダブルオーケストラで来た時、なので約2年ぶり。あの時と同じ出口から出てあの時のことを思い出す。人混みをかき分けてまだオープンしていない浅草文化観光センター前で待ち合わせ。景観問題で少し話題になったらしいが実際に建ったものをみると思っていたよりも木の質感が出ていて馴染んでいるように僕は思った。オープンすれば上階から仲見世を見下ろせるらしいので今度は中に入ってみたい。隅田川へ。人混みが本当にすごいので吾妻橋を渡り墨田区側に行こうとしたがやっぱり混んでいても隅田公園の桜がいいか、ということでアートスクエアのGolden Shitを見上げ少し感慨に耽ってから台東区側に引き返す。隅田公園はやはり花見客で賑わっていたが橋のあたりの混雑は水上バス乗り場の行列がそう見せていたこともあり公園内をゆったり歩くには困らないほどの程よい混雑だった。天気もよく今年もなんとか花見ができたなぁと嬉しくなる。この辺りはやはりスカイツリーがよく見えるので写真を撮っている人が多かった。公園内を言問橋(僕はずっとゲンモンキョウだと思っていたのだがコトトイバシと読むんですね)あたりまで歩いて言問橋を渡りスカイツリー方面へ更に歩く。昼食を、ということで浅草側はさすがにどこも混んでいるだろうからスカイツリーあたりでどこかに入ろうということにしたのだけれど、予想以上にお店がなくここにしようかと入ったのはCine Mad Cafeという古い映画のポスターやパンフレットが置いてあるようなカフェ。まだ新しい綺麗なお店だった。マスターと奥さんだろうか、店員さんの人柄がとてもよく居心地が良い。ランチセットはカレーのセットが三種、二人ともビーフ焼きチーズカレーのセットを頼んだがコーンスープとレアチーズケーキとコーヒーがついてとてもボリュームがあり、とても満足した。また行こう。日が落ち始めたので帰ることに。スカイツリーの真下、思っていたより小さく感じた。駅前のアパートの中庭にある数本の桜、こういうのもとても好き。業平橋から東部線に乗って帰る。久しぶりに遠出して心が満たされた。