CLOSE TO THE STRAIGHT EDGE

formally known?? as ANGLER ON THE HILL

TOIROCK FESTIVAL@さいたまスーパーアリーナTOIRO

オフ。今日は新代田FEVERで増子真二のギターオケを見に行こうと思ってたんだけどチケット買ってないし、雨が降って寒いのでこれいかねーのかなーと思っていたら小中の同級生ヤジからツイッターでリプライ&DMがありTOIROCK FESTIVALに行くんだけど連れが行けなくなり予約に空きができてしまったので行かないか?と誘われた。それが昼過ぎでかなり悩んだのだがNRQはずっと見たかったし何よりヤジに会う機会もなかなかないからこれは行ったら面白いんじゃないか、と思って行くことにした。チケットor予約なし&悪天候&遠いとくれば僕のデフォだとまぁ行かないんだろうけどたまには行動力を無理やりでも発揮しないとどんどん腐ると思った次第。それにしても遠いさいたま新都心、新宿まで出て埼京線に乗り赤羽で宇都宮線に乗り換える…と家からだと1時間30分くらいかかりましたかな。そんなわけで5年ぶりにさいたまスーパーアリーナに来たわけですが、正直こんなだったかなーという感じ。あんまし覚えていない。ちなみに5年前はBerryz工房を見に来ました。TOIROはジョンレノンミュージアムの跡地にできたイベントスペースでまぁ前回来た時はそこがジョンレノンミュージアムとはまったく気付かず長蛇のグッズ列に並んだところがここ、少し思い出した。ちなみに今日はアリーナではファンキーモンキーベイビーズがライヴをやるそうで幟とか出てたんだけどファンの大群を見かけることはなかった。普段はスタジオと部屋がそれぞれいくつかとホワイエという複合イベントスペースのようだが今日はホワイエをラウンジ&バー(食べ物なども豊富)スタジオをライヴに使っていた。今後こういう形でイベントが行われていくのだろうか。COEDOというビールを押していて5種類あるうち伽羅と白を飲んだがどちらもおいしかった。ヤジは最初から来ていて僕はNRQのサウンドチェックが始まるくらいに着いた。とりとめもない話をし、ヤジの連れのイシコさんも遅れてきたがNRQには間に合ったよう。NRQを見るのは初めて。左から、吉田さんは二胡、リヴァーヴ、ディレイでダブリング、ディストーションなど効果的にエフェクトをかけている。今日は特に激しめだったようでとてもカッコよかった。服部さんはコントラバスを弓と指を使い分ける。中尾さんはドラムとサックスをどちらを中心に使うのでないのでドラマーがたまにサックスを吹くのでもサックス奏者がドラムも叩けるというのでもなくどちらも素晴らしいプレイだ。サックスを吹いてるのにハットをしっかり踏んでいたり。牧野さんはギター、ES335という奴かな、ほぼノンエフェクトで多分ボリュームしか踏んでいないと思う。それぞれが楽器の鳴りを大切にしていて、誰が前に出るわけでもないのに全員の音が立っていてとてもバランス感のある良いバンドだとしみじみ思った。NRQを聴いていると「音楽」を聴いているなぁとしみじみ思うのだ。曲はファースト、セカンドの曲織り交ぜ、大原裕さんの曲もやっていた。NRQ後ラウンジでおしゃべり、パイカルの話などで盛り上がる。CDも渡せた(ヤジにCDを渡したかったというのも頑張って来た理由の一つで…)。オオノユウキが始まったので中へ。オオノユウキは本来歌の人なのだろうか途中1曲歌っていて客席に酔っ払いながら一緒に歌っている人なんかいたので。でも今日はバンドセットということでほとんどインスト。シンセ、フルート、ユーフォニウム、ベース、ドラム、チェロ、ギター×2でオオノさんはギターという感じ。編成が面白い。フルートがかなりいい効果になっていて音としては割と若さと勢いのあるポップなインスト。ポストロック風でもジャムバンド風でもない不思議な感じだった。途中ラウンジに呼ばれたので退出、イシコさんがNRQのメンバーと友達で、中尾さん以外と話すことができた。特に吉田さんは地元が同じで同い年なので共通の友人も多く(そもそもパイカルを知ったのが友人の紹介だったわけで)、実際に接点も何度かあったりで色々お話できた。話の流れでCDも渡すことができたので聴いてもらえたらとても嬉しいな。青葉市子+???が始まったので中へ。???はU-Zhaanなのだけど前情報でパオーンというのがあり。ステージにはCOEDOの瓶が並べられている。え?ユザーンじゃないの?と思ったがこれも一連のユザーン弄りで終始自虐的なボヤき突っ込みを繰り返していた。絶好調ということでしょうか。たぶん10歳以上年下の青葉さんにも弄られまくりだった。パオーンが見たい奴は上野行けというのは多分気に入ったんだと思う。とまあ湯沢さん弄りの話はそこそこに、青葉さんはフジロックで見た以来だが当時よりも全体的にゆらゆらとした余裕のようなものが漂っていた。おそらくその後色々な人と共演する機会もかなり増えた彼女だから多くのものを吸収したんでしょう。しかしながら太鼓との共演は意外にも初めてとのこと。湯沢家で行ったリハーサルが綿密だったのかそれとも湯沢さんの瞬発力か、かなり相性の良い演奏だった。湯沢さんのタブラはバヤ1とタブラ4(タブラの個数違うかも)でタブラである程度メロディを叩くこともできるようになっている。途中バヤを置いてタブラ5で、という曲も。火星のナントカいう曲とインペリアルナントカ(うろ覚えですんません)ってのが曲の面白さと青葉さんのテクニカルな面と湯沢さんの融合というのが一番出ていたと思う。湯沢家でのリハ時に出来たという今日限定?の曲や大貫妙子のカヴァーも演奏していた。湯沢さんの音は入っていないけど件の2曲はまた聴いてみたいな、CDになってるかな。というわけで大盛況でイベント終わり、同じ路線を戻り帰宅したのは1時前という。やっぱり遠いわ…。でも雨の中遠くに出かけた価値は本当に大きいものだったと思う。しばらくライヴも行けていなかったのですげー元気出た。