CLOSE TO THE STRAIGHT EDGE

formally known?? as ANGLER ON THE HILL

夏の休日はすべて夏休みなのだ。思い出を作る必要がある。ということで今日は昼ごろ外出。新宿は損保ビルの東郷青児美術館の遊ぶシュルレアリスム展へ。シュルレアリスム系の展覧会は何かあれば必ず行くようにしている。イマジネイションの宝庫だ。今回の展覧会は遊ぶと題して夏に行われているだけあって子供向けの企画や解説など非常にわかりやすく親しみやすくされていて良い。日本におけるシュルレアリスムが比較的多くそれもよかった。しょんべん横町から東口、すた丼屋の油そばを詰め込んで原宿、表参道を下り(地理的には上り)、根津美術館へ。今日は風が強いが日差しも強く汗をかきながらも涼しい、という気候、ある一定の強さをもった風好まない。それが涼しさを演出していようが、だ。根津美術館曼荼羅展へ。日本のものがメインだが曼荼羅といえば、な、いわゆる両界曼荼羅ばかりではなく浄土思想のものや神仏習合のものなどバラエティに富んでいてその辺とても面白かった。これに海外のもの、立体曼陀羅など、古今東西あらゆる曼荼羅が集まればそれはもう最高だろうなぁ。根津美の二階でしばし休憩し、庭園をぐるっと一回りしてから、そのまま歩いて外苑前。ちょっといつもの散歩心を出して路地を入ったりする。が、途中咽喉の渇きが尋常でなく、あの南青山一帯の高級住宅街は自販機というものなんて全然なくて、やっと探し当てても財布の中には万券と小銭が120円しか入ってなかったのでペットボトルが買えない…など脱水症状で俺は死ぬのかな(死ぬくらいなら缶を買え)…と思いながらフラフラしていたら伊藤園の自販機に350のペットのあるものを発見し九死に一生を得た。と思ったらすぐ246号線にすぐ出たので俺はいったい何をやってるんだ?と、思ったが夏だしバカな思い出もたくさん作りたいのだ。そこからワタリウムに行こうとしたが入る道を間違えてプチ迷ったりして寺山修司ノック展。さすがに三件目で疲労もあり満足に鑑賞できたとは思えないがこれもやはり面白かった。シュルレアリスムとアングラの交差点にいるような気分だ。そこにそびえたつのは大日如来坐像なのであった。リブロで時間を潰し、バイオリンのベンチで涼んでから一風堂でつけ麺食べて帰る。充実。俺の夏休み。帰ったらAma。

ORIGINAL ALBUM CLASSICS

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