CLOSE TO THE STRAIGHT EDGE

formally known?? as ANGLER ON THE HILL

ナカバン。帰り雨。バスに乗って座れなかったので手すりに凭れてボォっとしていたらヘッドフォンの向こうから〜丁目、と聞こえたので降りたらバス亭の風景が違うので、どうやらひとつ前で降りてしまったと気づく。あーあ、勿体無いことをした、とトボトボ団地への階段を上り家まで歩くが向かう先の風景に違和感がある。おかしい、と眼鏡を取り出し脇の団地の棟数を見ると明らかに違う。どうやらひとつ前ではなく降り過ごして一つ後のバス停で降りていたようだ。ひどく落胆し、この今歩いている距離で駅から家まで歩けたのでは?とすら思うほどの徒労感。本来のバス停を過ぎる時すれ違ったバスは僕が乗ったのの何本後だろうか…座れるバスを待つ時間はあったのでは?などときりがなく悲しい。