CLOSE TO THE STRAIGHT EDGE

formally known?? as ANGLER ON THE HILL

オフ。最近めっきり寒くなってしまいどこか出かけてやろうという気分にあまりならない。今日は録画したテレビもそこそこに届いた漫画2冊。

不思議な少年(9) (モーニング KC)

不思議な少年(9) (モーニング KC)

どちらも先週までリリースの情報を得てなかったな。ダーっと読んで、テレビの録画も大方見たし、とおもむろにキッチン回りを掃除し始める。買って聴いてなかったCDたちをかけながら、なんと贅沢だろう。掃除というのはいつだって億劫なものだが初めてしまうと熱中してしまうから不思議だ。掃除に限らず仕事というのはそういうものなのだろう。夕方食材の買い出しに出、帰ってしばらく友人の過去の日記など読み漁る。あの頃の堕落しきって充実していた日常とは隔絶されたかのようなここ数年もまた別の充実がある。あの頃と違うのは仕事の時間、家事の時間が大半を占めるようになったということ。住んでいる場所も住んでいる人も何もかも違う。かつての日常の記録は他人が自分に言及したものであれ自分のそれであれ、記憶に照合できるものではあるけれどどこか他人のもののようでもある。記憶から抜け落ちていることも当然あるし。それがとても愛おしくてたまに読み返し耽るのだ。そして今の日常も10年後には同じように断絶されるのか、あるいは地続きのものであるのか、わからないけれど、僕は欠かさないし止めずに続けているのだった。再びCDを聴きながら料理して一日は終わっていく。