CLOSE TO THE STRAIGHT EDGE

formally known?? as ANGLER ON THE HILL

中番。水木しげるの訃報。もちろん大好きな漫画家であり、幼少期よりなので一番長く好きな人だ。もう大分ご高齢なので随分前から水木先生が死ぬ時のことを考えることは幾度もあったが、とうとうその時が来たんだな、と思う一方でもともと生死の境目を飄々と表現してきたはずの人だから生から死へというポイントにあまり感傷を誘わない。何というかふと思ったのがそれだけ死ぬ時のことを考えていたのだが死ぬことをどうも想定できないでいたのと実際に死んだとしてもいまいち実感が伴わない。もっと言うと水木先生は死なないと思っていた。ただ、そういうものを超越した存在ということではないのだけれど…何だか不思議な存在だ。そんな思いは思いとして亡くなってしまった水木先生、のんのんばあで描かれている死別してしまった女性とこれから再会するのだろうかと思うと少しホッとしたりして。安らかに、というのも違うので「あちらでもお達者で!」