国際反戦平和音楽祭＠上野水上音楽堂

上野でライヴ
同行者：FMVさん、じゅんちゃん
出演者：クイチャーパラダイス、李政美、ズボンズ、渋さ知らズ
会場：上野水上音楽堂
天気：雲ひとつ無い快晴　どピーカン

クイチャーパラダイス
三線弾き語り＋エイサーなどの沖縄舞踊　MCが素敵　沖縄の風を思い出して切なくなる　やっくん似の踊り手が気になった

李政美
在日韓人二世の歌手　加藤登紀子のような印象を受けた　今で言うと一青窈とかがその系譜なんだろうか、今日の青空に響き渡るような歌声　「京成線」というタイトルの曲を歌ったかと思えば　チャンゴを叩きアリランを歌うといった在日韓人という自分のルーツを大切にしている

知念良吉
プログラムにはなかったがとてもよかった　ギター弾き語り　沖縄のニール・ヤングというには朴訥で力強すぎる歌声　オレは南正人を思い出したが、内容はもっと切実な虐げられたものの叫びに近いもの　あの歌はオレみたいな平和な土地に育ったものには絶対に歌うことのできない真実が存在している

ズボンズ
久し振りのズボンズにして4人体制のライブはMONKSを抜かせば初めてそして野外も初　暫くこういった激しいライヴから遠ざかっていてしかも野外で闇や証明による効果もなく、最初の方付いていくのに時間がかかった、ズボンズの調子が悪いんじゃないかと錯覚するほどだったが体が慣れてくると原因が自分にあったことがわかってホッとした　新曲のGood Good Futureはとても前向きで光のある素晴らしい曲だった　しかし今日のDONはごきげんだったなぁ　弦何本切ったんだろう　最後の方で酔っ払い(ワイン瓶一本、缶ビール数本空けていた、家でやれ)に突き飛ばされてキレそうになるがその男の彼女が必死で謝っているのと反戦のイベントで暴力振るうのはナンセンスだと思ったので堪える　我慢したオレにGood Good Futureがありますように・・・　ライヴ終わってトイレに行ったらPiroとすれ違った！脱退の意図がますます謎だが、不仲とかではまずなさそうなので安心した

渋さ知らズ
今年初渋さ　もうとりあえず最高の気分なので体動かせるだけ動かす　つーか飛行機すっげーいい曲じゃん、天幕のCDで聴いたときはあんまピンと来なかったけど、最後のあの盛り上がりはなんなんだ、ホーンによる合唱、オレが渋さのライヴに本当に求めているのはこういうエモーショナルな部分なんだ、最高だ、泣けた　全体の時間はちょっと短かったかな　でも素晴らしいライブだった

渋さの途中で後から紹興酒らしきものをかけられた　オレはチャコールグレーのTシャツを着ていたので平気だったが前の方の白い服を着た人たちは背中に茶色い染みがたくさん付いていて気の毒だ　オレの真後ろのひとはお気に入りと思われるブライアン・ウィルソンのTシャツを汚されて怒り心頭、犯人に突っかかっていた　彼らは演奏が終わっても揉めていた　犯人は被害者に金を押し付けて「2千円持って早く帰れ！」と怒号を発していた　こういうのを逆ギレというんだろうなぁ　人間として最悪だ　反戦平和音楽祭なのに何でこんなに殺伐としているんだ、しかもイベントと全く関係ない内容で

でもライヴ自体はとても素晴らしかったです

上野でラーメン食おうと思ったけどじゅんちゃんの都合(笑)でそのまま多摩センターへ

閑散としたツタヤでまったりして帰る

帰って卒論やるつもりだったけど、ズボンズと渋さ連続は体力的にきついので倒れるように眠る