CLOSE TO THE STRAIGHT EDGE

formally known?? as ANGLER ON THE HILL

朝5時起床、皆で富士山からの日の出を見るため。空腹を駿河茶漬け(しらす桜海老が乗ってる、美味い)で満たし、混んでる絶景ポイントを避けテントで日の出を迎える。眩しく暖かい、それが太陽だ、と思った。そいで再び寝る。起きて地元のちびっ子太鼓を見ながら朝食はオムカレー。鼻水が止まらないのでクスリを飲んで最初のアクトまで横たわる。今日の一発目はレインボウでHocus Pocus。フランス産Hip-Hopということだがあまりそういう感じではなく(フランス語を喋っている様子は無かった)、ドラム、ベース、ギター、鍵盤、ターンテーブルに1MCの生音ジャズファンクバイブレーションといった趣、風通しのいい音でスキルも抜群、しかしアゲる時はしっかりアゲるというプロフェッショナリティを多分に感じさせる男前集団だった。一旦テント、この一旦に意味はないが戻れる距離なので何故か戻ってしまう、何度も行き来するので記憶だけで書いているから本当に戻ったかどうかもちょっと怪しい。再びレインボーでDachambo、彼らのライブにはもう別に特に新しいものを求めていない、とにかくぐにゃぐにゃに踊ってりゃぁいいという、でふじつさんと途中でムーンシャインに移動すればいいよねという話だったのだが、実際に移動しようとした瞬間聴き覚えのあるイントロ、ジミヘンキター、Fireキター、でここでテンション爆発、結局最後まで見てしまった。で、ムーンシャインに移動、COOL WISE MENは始まっていた、前には行かず後ろの方で寝っ転がって観賞。朝霧は芝生率が高いのでこういう感じになりやすいのだ。CWM終わってレインボーに戻るとSoilが演奏中だったが特に興味も無いのでネギ豚丼食ってテント。本当はその次のWarrior Chargeまで寝るつもりだったが、Warrior Charge始まってもテントから出る気にならず中で横になって聴いていた。それでも充分音は聴こえるのが朝霧ってか、テントがビリビリいって気持ちいい。荷物を纏めて、その次のMojave3が始まる頃ステージ前方まで降りていく。客が少ない。皆裏のZION TRAINだろうか、さすがにここの被りは凹んだが、気分的にレゲエはもういいだろってな具合でこっちを選んだ。Mojaveは試聴した限りではもっとアシッドな雰囲気なのかなぁと思っていたら意外にポップだった。音の感じとしては後期ベルベッツ→モダン・ラヴァーズ、ボーカルにはベルセバを振りかけてみたらあんな感じに近づく、かな?とにかく歌がスイートでいい感じ。ギターが轟音になる瞬間や鍵盤(オルガン×エレピ)もとてもハッピーな感じでしたよ。音のバランスがあまりよくなかった(メンバーがPAに注文つけるシーンが何度か)がそれでもとても風通しのいいサイケポップが聴けてとても満足。こんなにいいバンドを今まで何故知らなかったのか、まだまだ知らないイイ音楽がいっぱいあるんだ、と嬉しくなった。一旦テントに戻り、寒くなったのでスウェットを着て、とうとうオオトリのV∞REDOMS。ステージに聳え立つのが噂の新楽器セブンナー。なんでも7本のギターを合体させた楽器らしい。圧巻である。その横にダブルネックのギターが立ててあり計54弦。どう演奏するのか気になるところ。入念過ぎるサウンドチェック後30分以上押してパフォーマンスが始まる。どうやらセブンナーは各ネックのチューニングを変えてあり、それをスティックで叩いて開放弦のコード?で音階を作るもののようだ。なので一個一個叩くならいいがメチャメチャに叩く時はもう音の違いなんてわからん。タダのノイズになる。そんな感じでした。EY∃がドラムトライアングルの中心で叫ぶ時はやっぱりただならぬものを感じる。そいで畳み掛けるトリプルドラム。シンクロする至高の瞬間を作り出す三人の集中力は尋常でない。ハ○パの匂いがそこら中に漂っていたが、はっきり言ってそんなもんの力はいらない。素面でぶっ飛ぶ価値がそこにはあるはずだ(意味不明)。ゲートには帰りのシャトルバスに並ぶ列が出来ていて、最終バスは20時、しかし自分達のテントはまだ畳んでいなく、しかもすでに20時越えていたが、そんなことは、もうどうでもいい、帰れなくなって野垂れ死にすることすら受け入れられるほど気分はもう戦場・・・ではなくて天国か宇宙かそれ以外。ちなみに野音で見たときは1曲だったような・・・今回は何曲かやったようです。曲とかよくわかんないけど。持ってないんでわかんないけどスーパーアーの曲もやってたみたい。ってな感じでした。とにかく最高だったわ。終わってテント畳んでかなり時間かかったけどシャトルバスにも乗れました。本栖湖の駐車場は何故か異常に寒かった。あそこだけ何で?途中談合坂でジャンクフードを食べて、地元のスカイラークで飯食って家に帰り着いたのは何時か忘れましたが夜中の3時くらいだったのかなぁ?と思います。2日間と短かったので喪失感はありません。充実感のみ。そんだけ。