CLOSE TO THE STRAIGHT EDGE

formally known?? as ANGLER ON THE HILL

PYRAMID

PYRAMID

ROVOの新作が気持ちいいのでよく聴く。3部構成の1曲約55分。尺だけ見るとちょっとしたプログレだが、特に忍耐を要するわけではなく、そこまで長尺という感覚もなく、とても聴きやすい。またそのうち踏み込んだものを書くとして、今日バイト前に景気付けに聴いたのはPYRAMID。ROVOは比較的長尺の曲、10分20分要するものは多く、最近ではそういうバンドも珍しくないので今更そこにフォーカスする必要なんてないのだが、このアルバムはちょっと別で、流石に40分1曲のみでアルバムを作ってしまうバンド、となるとやはりそんじょそこらの手癖お気楽ジャムバンドにできるもんじゃないだろ。むしろお気楽な手癖で40分やったもの1曲でアルバム作れるバンドがあったら逆にその図太過ぎる神経に興味津々で、本当は何かあるんじゃないか、と買っちゃうかもしれん。40分1曲、まぁTSUTAYAでシングルランキング1位から順に借りてMD・・・今はi-podか、に端からぶち込んでくような人には苦行以外の何ものでもあるまい。まぁんな奴らは人間ではないからどうでもいいが、しかし、そうでなくても40分1曲となるとやはり忍耐と覚悟が必要だ。友人のふじつさんなんかも耐えられずに途中でやめて聴いてない、ということで、そんな勿体無い、最後まで我慢して聴くんだ!ということがあった。しかし、忍耐を強要するからにはそれなりの理由、やその後の何かがあるのだ。ただしあまりに忍耐を前提にしすぎると過度の期待も相俟って忍耐したまま終わってしまうということもありうるのでそこまで気張らずに、でも、途中でやめたりせずに最後まで聴くといいことあるかも。ないかも。いや、きっとあるはず。