CLOSE TO THE STRAIGHT EDGE

formally known?? as ANGLER ON THE HILL

2003年とありますが、2002年の作品です。ってことはオレが大学1年で、もう4年前なんだよなー。完全に同世代のこの人たち、ホントうらやましい。当時彼らの登場はかなり嬉しかったのですが、何故かすぐに冷めてしまって、フジロックで見るチャンスもしっかり逃しています(といっても03キャンセル、05Mars Voltaの裏でしかもレッドマーキーだから後悔もクソもないんだけど・・・)。数年ぶりに聴いてみると実は今のほうが何故かしっくりきます。というのも当時はレディオ・ヘッドはピンク・フロイドコピーバンドだけど俺たちはキャプテン・ビーフハートコピーバンドなんだ、というような彼らの発言にただならぬ期待をしてCDを買ってみたのですがコピーバンドではなかった、当たり前だけどビーフハートっぽい部分がちょっとしか感じられなくて、しかも古臭さの方が妙に鼻に付いた、多分そういうことだった。しかもその次の作品では彼らのルーツを掘り下げたような感じらしくそれで何故か興味を失ってしまったようです。それで、今久し振りに聴いてみて、それなりにビーフハートの咀嚼も当時よりは進んでいて(未だにわけわかんないし、それがいいんだけど)もうちょっと彼らのやらんとしていることを素直に受け止めるだけの大きさの器になったのかもしれない、と4年の歳月を実感しているのであります。去年ポーティス・ヘッド絡みで出たという新譜も今だからこそ気になるのです。