CLOSE TO THE STRAIGHT EDGE

formally known?? as ANGLER ON THE HILL

レット・イット・カム・ダウン

レット・イット・カム・ダウン

最近また名前を聴かなくなりましたが、ライブを見たい人たちのうちの一つとしてSpiritualizedがいます。元SPACEMEN3で足を洗った方、ということ、つまり幻覚をポップに消化出来るようになった方のジェイソン・ピアースさん。ちなみにもう一方未だにズブズブらしい人、ソニックブームさんはケヴィン・シールズとEARというユニットでSPACEMACHINEみたいなことやってるらしいけど、そっちは今はいいかな。世間はとっくに歳末ムードで、クリスマスはとっくに終わったのですか?11月に早々イルミネーション点灯して満足してんじゃねぇよ、季節感も減った暮れもねぇやい。夏にこのアルバムをかけてクリスマスっぽいと言われたことがある。なるほど、賛美歌的なコーラスや音のキラキラ感とちょっと気温の低い音はクリスマス的だといえる。というよりも所謂モダンサイケ、ネオサイケデリアという音、つまりパンク以降のサイケというのはどこかクリスマス的なムードを持っている。僕が好きな中でもMercury RevSigur Rosなどはその最たるもので凍える中に見る暖かさのような音を奏でるものが多い。The Flaming LipsにいたってはChristmas On Marsなんて映画を撮ってるし、ライブではサンタクロースと火星人がステージに犇く。といってもこちらは夏にクリスマスやってるような半球違いの不思議な感覚だが。といったわけでクリスマスなんて大嫌い!なんちゃって仏教徒の私でもあのキラキラに抗うことはできず、12月になれば自然と浮き足立つもんです。そんな気分を盛り上げる一枚。ここで一句。
「盛り上がってもひとり」