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CON10PO

このスチャダラパーには享楽的な要素は殆ど感じない。というかいつでもそうだったのかもしれないが。とにかくそんなものがあるとして、世間の宝島的、あるいはサブカル代表的イメージ、渋谷系とか裏原系とか楽しい感じの界隈で楽しくやっているというイメージとは裏腹に彼らは実に冷静沈着で世の中の動きに対しても一歩引いた姿勢で客観的に面白さを見出した上で自分達はどう楽しむかというのを図っているのではないかと思わせる。その証拠に10枚目だというから。ただ好きなことやってやりたい放題楽しけりゃいい、そんなスタイルでキャリア18年アルバム10枚なんてできないだろ。ブギーバックは94年。とっくに昔だ。ちなみにドキッとするのは「チョイ不良NEET」というリリック。今年の春から夏にかけてTSU界隈で頻繁に発していたフレーズだ。今となってはとてもじゃないが使えない。まだ買ってないがこれはやっぱ「買い」だ。