CLOSE TO THE STRAIGHT EDGE

formally known?? as ANGLER ON THE HILL

10時過ぎ起きて、いろいろしていたら乗ろうとした電車に乗れなかった。今日は数日前までの予報だと、雨のはずだったが快晴で暑い。ミキと電車で待ち合わせて白金高輪は正満寺で行われるmap presents Chann・・・じゃなくて、寺へ、というフェスです、3時開場ということですが3時チョイ過ぎについても、リハが押していたようでしばしオープン&ダラダラまで時間あり。この正満寺、なかなか全体的に作りが新しいです。オープン。しかしサウンドチェック待ちで本堂。今日は相当暑かったハズですが、本堂に入ってしまえば風通しもよくビックリするほど涼しく快適でした。準備が整ったようで地下堂へ。なにやら怪しげな絵がたくさん飾ってあります。この2フロアを行ったり来たりな感じ・・・円盤ジャンボリーみたいだ。そんな感じでスタート。
missing echo
なにやら怪しげなヒッピー風老夫婦(Gr)やヒゴヒロシ(Bg)、文系な男子(Key)、ドラム、DJ、坊主(Vo)というビジュアル的にメチャメチャな編成のバンド。Voの坊主の声明が本気だなぁと思ったらこの寺の住職だそうで。ぶっ飛んでんなぁ。最初はレゲエで始まり段々サイケに移行していくという感じ。声明の響が思いのほかマッチしてかなりいい感じだったのだが、リーディングも絡めたりするとちょっと冷めてしまい残念。純粋に声を聴かせている時はすごくよかった。
lake
ヴォーカルが凄くよかったです。柔らかく包み込むような歌声なのに全然優しさアピールしないようなところが凄くいいと思った。フルートと控えめだけど外さないところは外さないなギターとの絡みが凄く素敵だった。グロッケンとの絡みも良かったです。
M.A.G.O.
ギターと何かよくわからないけどPADの二人組み。ギターの人が凄くいいキャラだと思う。声もテロンテロンならギターも負けじとテロンテロン。骨抜きにされるわ。一方よくわかんないPADはもうとにかく激しい、パーカッションみたいに叩いたと思ったら、手を翳すと音がなったり、その手を翳すアクションがおかしくて、なんかその二人のギャップもね、かなりいい感じです。これCD買おう・・・て、持ってたわ!CDのジャケの人と全然顔が違うモンでわからんかった。CDの方はネタらしいです。最後、Suspiriaとセッションしましたが、これは二人のインパクトが凄すぎたのであんま覚えてないです。
谷川健一
ギター弾き語りです。特に良くも悪くもなく、何も思いませんでした。ミツハシとナツハちゃんがこの時来た。
Suspiria
これ、今日一番見たかったんです。CDでは4人だったはずですが、スライド?ギター?の人(SoftのMotsさんでしょうか?わかりません)が増えていたのかゲストか。やっぱり西さんがよかった。吉田さんもぶっ飛んでましたね。スカムテープ?のノイズが凄まじく、シンベと稲田さんの音が聴こえにくかったですが、まぁノイズ8割増しはライブの醍醐味ということで。
ノイズで耳をやられてしまったので、ちょっと休憩、地下堂の脇に池があり囲むように回廊があってそこでビールを飲みながら漏れてくるヒネモスを聴きつつまったりとしました。あーなんかこの感じフェスっぽい。フェスっぽいよー。しばらくして本堂でやっている弾き語りをちょっと聴いて、また地下。
54-71
3人体制は初めて見ます。3人なってからの音源が全てインストだったのでビンゴラップ封印したのかと思ってたらちゃんとやってました。ただ、ノードリード弾きながら座ってラップだし、格好も髪型も普通で、ラップも粘っこさがなくなって、色々削ぎ落とされたなぁ、と。もともとあれこれ削ぎ落としたような音だったんですが、削ぎ落とした上にさらに硬度が上がってて、なんつーか抜き身ですね、もう、ギラギラです。相変わらず練習しまくってんのかなぁと思わせるキメのピッタリ感も気持ちいい。変態性を脱いでよりハードコアな音になったみたいで最高にカッコよかった。
イノウラトモエ
鍵盤クラリネットドラムの人の良さそうな女子三人組。クラリネットのフレーズなどクレヅマっぽいのですがドラムや鍵盤がクレヅマにさせないその辺の感覚が若々しくていいと思いました。クレヅマやりすぎず、変拍子もそこそこに。こういうのは無条件に楽しめるのでいいですね。
三田村管打団?
東京初上陸です。大原裕リヴラフの遺志を受け継いだなんだで、非常に楽しいブラスバンドです。女子率が高いのがいいね。ゲストドラムに千住宗臣さん。そんならオオルタイチYTAMO連れて来てウリチパン郡やってくれれば良かったのに・・・。管楽器が大勢で吹きまくるの見ると反射的に泣いてしまう僕は今日もいきなり泣きそうになってしまったが、あんだけの楽しそうに演奏する女子を前に大の男が泣いてしまうのもちょっと恥ずかしいので(だって客席になだれ込んでくるから本当に目の前なんですよ!)堪えましたがシカラムータ世田谷美術館でやっていた大原さんの曲(というかリヴラフの曲?)「旅行」なんかやるんで堪え切れなかった・・・。
という感じでした一日目。
何だかんだ一時間も押していて終電で帰宅。