CLOSE TO THE STRAIGHT EDGE

formally known?? as ANGLER ON THE HILL

Who Is This America?

Who Is This America?

アンティバラス初めて聴きました。NYでアフロビートやってる白黒混合の集団という情報だけ知ってたんで、ライヴ見たいなぁと思ってたバンドの一つですが、入荷したので早速聴いてみました。つーかフェラじゃん、と最初思った、コピーバンドならCD買う必要ないかな、と。ただよく聴くとやっぱり音質がクリアで音も整理されていて色々小細工もあり、場所も違えば民族も違うわけだし、その辺はただのコピーでは終わらないし、そういう気概も見えるのですがだとするともうちょっとそこを前面に押し出して欲しいかな、と。フェラのアフロビートの魅力がザラザラした音質に混沌とした音というかグルーヴ、そして限りない生(ナマ)感だとすれば、それこそフェラの魅力の逆を行っているようなもので、音楽のスタイルだけを継承している、だとすればもっとそのアンティバラスの特徴の部分をもっと推し進めないとCDでアンティバラスを聴く必要性を感じない、トニー・アレンやフェミなどの正統を聴けばいい、というかフェラを聴けばいい、これはまぁあくまで店のBGMとして聴いただけなんで借りて家でちゃんと聴いてみればその部分の問題も解消されるのかもしれませんが。最近アンタイから出たアルバムは確かジョン・マッケンタイアPDだったと思うんで彼ならばそこをグイっと引っ張ってくれてるんじゃないかと期待してるので、このアルバムを家で聴いてやっぱり・・・うーんとなってもイラネとは思わないですよ。つーか扱き下ろしてるように見えますが普通にカッコイイんですよ。フェラじゃん、というニュアンスは決してネガティヴなものじゃないんで、来日すれば多分見にいくだろうし、ただ身銭切って買うのならば・・・という消費者としての欲です、欲。