CLOSE TO THE STRAIGHT EDGE

formally known?? as ANGLER ON THE HILL

今日は趣向をかえて数枚。
きっかけは

SAPPUKEI

SAPPUKEI

毎夏聴いている、今年もこの季節がやってきた、2000年からだ。ナンだか今年は妙なタイミングの事柄のせいか例年よりも感じ入ってしまった。2000年7月、俺は17歳だ。もう7年も前か。17歳か。デコボコセブンティーン。名曲らしいが聴いたことない。俺はMissラブ探偵が好きなんだけど。で、17歳。このアルバムがやっぱり一番好きなんだけど。普通に完成度が一番高いというのもあるけど、何よりこれを聴くと17歳の焦燥感中毒*1だったあの頃に戻れる、17歳にしてくれる。
↑THE HIGH-LOWS↓の「14才」という曲が大好きなのだけど、その歌詞で「そん時はお前14才にしてやるぜ」というような一節がある。SAPPUKEIは俺を17才にしてくれる。
HOTEL TIKI-POTO

HOTEL TIKI-POTO

聴いてみた。MDだ。この頃よく聴いていた曲というのはMDでしか持っていないものが多い。大切なのだからいつかCDで買おうと思っているのだけど、どうもね・・・。ちなみに14才は18才にしてくれる。ハイロウズはこのアルバムまでしか聴いていない。この後シングルはいいのだがアルバムはどうもパッとしない印象だ、ちゃんと聴いたら違うのかもしれない。俺は19才からレンタルビデオ屋でバイトしてるのでパッと聴きで切り捨てるものが多くなった。それがいいのか悪いのかどうか、わからないけど。
宇宙 日本 世田谷

宇宙 日本 世田谷

これもMD、発売された97年7月といえば俺は14才だが、当時聴いているはずもなく、14才の夏俺は多分ミスチルとか小室とかhideとか聴いていたんだと思う、丁度洋楽云云言い出してOasisとかblurとかケミカルとか言い始めた頃かもしれない、後は洋楽じゃないけどハイスタとかミッシェルとか。とにかくこのアルバムは俺を14才にはしてくれない。これを聴いたのは18〜19の頃、つまり浪人時代でその閉塞した感覚、更に当時とある友人*2が亡くなってそれと重ねあわせていたこともあってかなり重いアルバムなのだが、どこかあっけらかんとしている部分がなくもなく、それが妙に気持ちいいので複雑な気持ちになりながらもよく聴く。
ERA

ERA

これもMDだ。一義は100sからCDで買うようになった、といっても100sの後は100sになって新譜は買ってないっていう・・・。わかりづらい。このアルバムはというか一義はニヤリ君の家で初めて聴いて「魂の本」にぶっ飛ばされた。で、借りてMDに焼いて。そしてこのアルバムもニヤリ君に借りてMDに焼いて・・・本当に名曲揃いだよ。俺の通っていた高校では一義リスナーがかなり多かったように思う。売れていたことを俺が知らなかっただけか・・・。何が売れていて何が売れてないかなんてどうでもいいしね、自分がいいと思うかどうかだろ、という考えは当時からまったく変わっていない、というか何が売れているかということを把握できるようになった今の方がその思いは強くなっている。
で泣きっぱなしの俺。明日はビールを飲もう、絶対飲もう。

*1:という曲はナンバーガールの盟友PANICSMILEの曲だが

*2:どういう関係の友人かを説明すると相当長くなるので省略するが至極妙な関係の友人である