CLOSE TO THE STRAIGHT EDGE

formally known?? as ANGLER ON THE HILL

Ricard Villalobos/Fabric36

ファブリック36

ファブリック36

Fabric 36
これ最近よく聴いてます。小さい音でも楽しめるのでライヴ帰りとかあまり他の音楽聴きたくないなぁって時でもこれは抵抗なく聴ける、重宝してます。クリックというジャンル*1自体がそもそもそういうクリック音とかグリッチノイズとかそういう細かい電子音?で構成されるハウスなんで上げたいのか上げたくないのかどっちやねんという微妙な感じが個人的には気に入ってます。後は一つ一つの音へのこだわりが尋常でない気がするなぁ、そういうストイックさが音から汲み取れるところとかがいいなぁと。なんとなくハウスというとストリング全開のゴージャスなのだったり、あとはハウスに限らずブリブリに歪んだエレクトロなんかが最近多い気がして嫌いじゃないけど疲れるっていうか、その辺の痒いところにクリック音がピンポイントで爪を置いてくれるようではまりつつあります。後は全体的に不穏なところとか、なんかどこかで体験したことあるんだけど思い出せない…思い出したい。ちなみにFabricってのはロンドンかどっかのクラブでそこが出してるミックスCDのシリーズ、でいいんでしょうか。FabricとFabricliveの二種類あるそうでFabricは40、Fabricliveは39まで出てる模様。これ以外でも何度か気になったこともあります、Spank RockとかDiploとかですね。結局ミックスCDを買うことに抵抗があり買ってませんが、有名ドコだとカール・クレイグとかデスインヴェガスなんかも出してるみたい。ちなみにFabricとFabricliveの違いですが、日本でのリリース元のHostessのブログ「digital convenience」の9.11の記事によるとFabricは4つ打ち、Fabricliveはそれ以外、というのがおおまかな住み分けのよう。で、なぜミックスCDを買うことに抵抗のある僕がこれを買ったのかというと、なんとこのミックスCDはすべてヴィラロボス自身の書き下ろし音源で構成されていてしかもすべて新曲だというではありませんか、ということです。そもそも何故ヴィラロボスに興味を持ったかというと、そもそもクリック自体にはリッチーホウティンのイカした髪型やAUDIONのアルバムの狂ったジャケットなどでちょっとした興味を持ってまして、そいで2006年のベストディスクに軒並みランクインという上記の生首で完全に興味津津、そして昨年のベストディスクでもこのFabric36がここかしこに登場、でなんとなんと僕の心の兄貴である坂本慎太郎さんまでremix誌上でセレクトしちゃってるもんだから、それ見た瞬間にこれは買いだと。で、まぁまだクリックのCDはこれしか持っていないですけど、生首も注文したし、まだまだ興味は尽きぬ、これから他にも色々聴いていこうと思っています。と思っていたらちょうどbounce誌上でクリック特集組まれている、使える雑誌だぜBounce*2

*1:ヴィラロボスはそうまとめられることを極端に嫌がるそうですが

*2:Bounceに!つけるとBuono!に見えるね。