これ去年話題になったやつです。
デトロイト×ベーチャン、C2とミニマルダブの巨匠がガッツリタッグを組んで何をしたかといえば、まぁクラシックをちょっとでも齧ったことがあれば一度は見たことのある黄色い看板、名門ドイツグラモフォンのリコンポーズシリーズ
*1です。リコンポーズシリーズというのが何かというと要はグラモフォンに遺された音源を使って新たな音を作るという、まさにリコンポーズ。こういうクラシックの名門レーベルがこういうことをするということが俄には信じがたいのですが、つーのも、他にもやっている人いるかもしれませんが
モリッシーがヴァイオリン構えてるジャケの奴あるでしょ
*2あれが色は青いけどグラモフォンぽいじゃないですか、それでパっと見そういう意匠なのかと。ところがどっこいというわけです。ちなみにリコンポーズされたのは
カラヤン指揮
ベルリンフィルのこれ↓。
ボレロは原曲も結構ミニマルなので割と残っています。原曲だと小さい音から徐々に徐々に上がるヴォリュームと厚くなるアンサンブルが圧巻ですが、C2とMVOの手によってあのスネアのリズムとトランペットのリフが印象的なダンスミュージックになっています。スペインラプソディーは不穏なメロディに切り込むビートが超スリリング。
展覧会の絵は原曲のイメージとは全然違いますね、ミドルテンポでゆったりしたパーカッションが印象的、
ROVOのアルバムの最後に入ってそうな感じ。
カラヤンのそれを聴き込んでいる人にはどこを使っているかわかるのかも知らんけど
展覧会の絵自体あの有名なフレーズ以外はよくわからない俺は聴き比べないと駄目な
ラヴェル、じゃねえや
ムソルグスキー…じゃなくてレヴェル。これを買う前にTSUで借りたんですが買った時には既に返してしまっていたので。僕は基本CD借りてもコピーしたりしないから・・・。また借りてきて聴き比べするかな、もしかしたら親父のコレクションにあるかもしんないけど探すの面倒、TSUで探した方が早い。てなわけで企画としても音としても結構本気度の高いものではないかと。どうしても変り種に食指が動いてしまう僕なんかにはそれこそ打って付けで、かなり気に入ってます。ところでMORITZ VON OZWARDとHERBET VON
KARAJANの字面が似てるよね。だったら
CARL CRAIGは
KARL BOHMか、つって。