CLOSE TO THE STRAIGHT EDGE

formally known?? as ANGLER ON THE HILL

朝起き、昨晩姉の第四子が誕生したことをうけて、顔を見に両親とともに府中まで。赤ん坊の顔を見た後近くの公園、まぁ府中の森公園なのだが、そこで姉の義父母と甥姪たちと落ち合い昼頃まで遊ぶ。そして、雲行きが怪しくなってきたので帰途に、僕だけ東府中で下してもらい電車に乗る。東府中の改札がいつの間にか新しくなっていて、高校時代及び大学にかけて馴染みの深い東府中駅の思い出がこれからどんどん薄らいでいくのかもしれないということを思い、少し寂しさを覚えた。新宿まで出、大江戸線への乗り換えを失敗などし麻布十番へ(麻布十番へなら新宿で乗るべきところ新宿西口から乗ってしまい面倒な乗換が一つ増えてしまった)。勤め先から直に、先に着いていたあの人と落ち合い、萬力屋なるラーメン屋にて冷やし辛味坦々麺で腹ごしらえをしてから麻布十番の街を散策する。僕たちの間での定番としてタモリの坂道入門を頼りに坂道を登ったり降りたり、まぁ簡単に言えば散歩なのだけどそれを今回は麻布十番で行ってみることにしたのだ。というのもはっぴいえんどの説明不要の名盤『風街ろまん』に収録の「暗闇坂むささび変化」におけるあの坂もその指南書、「タモ坂」にラインナップされていたのを見て、いつかここは夏の昼下がり、蝉時雨を浴びながら歩いてみたいものだ、と思っていたのだ。しかしながら今年の夏はあちらこちらと行きたいところに行ったりしているうちに少し秋の気配が漂い始めてしまっているこの頃になってしまった。ここ数日少し夏の気配を取り戻している感があったため、差し当たって特に行きたいところしたいことなど思い浮かばなかったので行ってみることにした。果たして、麻布十番暗闇坂、勾配、湾曲ともになかなかな坂ではあった。あまり暗闇感はなかったか、しかしながら時雨とまではいかないまでも蝉の鳴き声はまだまだあり、怪しげな雲も流れたりして、ももんがーな気分になれたかなと思う。今日はちょうど秋祭りで神輿がいくつも列をなして麻布十番商店街を練り歩いていてそれを見れたのもよかった。麻布十番を堪能したので、新宿へ。伊勢丹で色々と見て地上へ。右翼なのか、なんなのか、日章旗旭日旗を掲げ「反原発を許すな!」と声を上げている。何やらやりあっている印象も受ける。妙な感じ。それを尻目に僕は喉が乾いてしまったので新宿をぶらぶらする。すると今度はHI-TECH JAZZのイントロが聞こえてきた、その音のする方に向かうと今度は反原発のデモが行進している。姿は見えないが前方で「原発止めろ!」というシュプレヒコールを上げているのが聞こえた。それに呼応するデモ隊、その前方でしている声はECDだ。姿は見えないが確かにECDだった。その姿を確かめたくて少しデモに沿って歩いてみると歩道にいるデモ隊の人に対して警察が「デモ隊は車道に戻りなさい!」と注意している。僕はどう見られるだろうか、このまま歩き続けたら。結局ECDの姿を確かめようとすることをやめ、バーに入り本当に一杯だけビールを飲んだ。その後祖師谷大蔵に移動、商店街を通りあるカフェに行ったがビールが売り切れていたのでそこはやめにしてきちんとで飲んで帰った。帰ったら届いていた

ミラー・システム

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