CLOSE TO THE STRAIGHT EDGE

formally known?? as ANGLER ON THE HILL

フジロック三日目 タイムテーブル

http://fujirockfestival.com/artist/timetable/tt31.html

何と3日間とも朝はカンカン照り。今日くらいずっと晴れて欲しいもんですが。
ホワイトステージであふりらんぽ、やっぱり人多いね、タワレコのプッシュ具合とか半端なかったしね。何はともあれ初あふりらんぽ、つーかオニかわいい。ふたりとも結構腕とか脚とかいい筋肉ついているな、と自分の腹をまさぐり頑張らねばと思う。MCがちょっと俺は・・・この人たち普段は普通っぽいからなぁ、なんも言わなきゃいいのに。演奏はすげーカッコいいっす。
アヴァロンに移り佐野史郎率いるSanch、当初の予定は途中で抜けてつげに・・・じゃなくて次に移るつもりだったんだけど、予想以上に時代錯誤な趣味のいい感じで、歌は決して上手くないけど、それはそれでむしろ味になってよかったりして、さらに加藤紀子がゲストで来てデュエットなんかしちゃって、有り得ないくらいかわいいとか思っていたら全部見てしまった。
ってなわけでちょい遅れてホワイトに戻りThe Go!Team。会場は結構盛り上がってるんだけどいまいち自分が盛り上がらないのは、音が薄いからかなぁ、とか思っちゃって。前の方で後向いてPAに音上げて〜ちっちゃいわ!とか叫んでる人もいたし。ギター2本であの音の薄さは正直???って感じで。意味ないじゃん、と。ドラム2台も同じく。後、どのライヴでもそうなんだけど演奏されていない音が流れると結構テンション下がるわ。ホーンのカッコいいフレーズとかどんなに下手クソでもホンモノのホーンじゃなくて鍵盤でもいいから誰かが演奏してないと、わざわざライヴで見ている価値半減するんだよ。CDが凄くよかったからそれ以上のテンションとか、或いは変化など懐の深さを見たかったんだけど期待しすぎ?まぁドラムの日本人の女の子が凄くかわいかったのでいいか。後ヴォーカルのニンジャの動きとかがちょっと時代錯誤なハイスクールって感じでカッコよかった。
同じくGO! TEAMを見ていたつっちーとFMVと合流しアヴァロンでメシ食って、エゴラッピン見るFMVと別れ、再びホワイトでSOUL FLOWER UNION。このときを待っていた、フジでソウルフラワー、最高、前にリキッドで見たときよりもいい(まぁあの時はズボンズが全部持ってったし仕方ないけど)!そしてやっぱりコーラスは美保ちゃんこと桃梨の上村美保子さんとモノノケサミット&ママスタジヲの中西智子さん。ふたりともむっちゃかわいい。そして荒地にて、満月の夕、極東戦線異状なし!?などなどで涙腺をがっつりいかれる。多分中川さんの言うとおり明日から社会の使い物にならん人間に成り果てること必至。そしてインターナショナル大合唱で終演。体力の消耗がかなり激しいがそれを感じさせないほど満足した。
グリーンに移動してくるり。数年前ゼップで見たライヴが良くなかったのでずっと避けてきたが他に見るものもないので見たが、思ったより全然良かった。何か楽しそうだったなー。ラストの青空→東京の流れで、座ってみてたんだけど思わず立ち上がっちゃったもんな。いやー見てよかったかも。
そしてそのままThe Beach Boys、もう結構なおじいちゃんだと思うがステージングに隙が全く無い。モタツキもせず、グダグダにもならずサクサクと夏を彩っていった。いやーホント素晴らしいの一言に尽きるよ。
そしてまたホワイトに戻りBOOM BOOM SATTELITES、カッコよかったけど寝た。ここまでずっと晴れてたのに結局雨降ってきたし。
アヴァロンで温かいもん食って、またホワイトでThe Mars Volta。演奏が始まる頃には雨が止んだので良かった。マーズヴォルタ、ライヴはかなり衝撃的だった。ヴォーカル、ギター、ドラム、ベース、鍵盤、シンセ?、サックスやパーカッション、SEやパーカッションの8人編成。サイケだったりフリージャズだったりプログレだったり、でもヴォーカルは高音で凄い声量、アフロだし、MC5のような凄まじいテンションと混沌が怒涛のように押し寄せてくる。痙攣しっぱなしだった。
そのままホワイトでSigur Ros。スクリーンやシルエットを多用し幻想的なヴィジュアルを現前させる夢、幻のようなステージ。弓で弾くギターやオルガン、軽いけど決して浮かばないドラミング、ストリングス、どっから出してんのかわからんヴォーカル。視覚も聴覚も完全にゆるゆるになってどっか飛んでいく。荘厳なサイケデリア。気持ち良すぎる。しかも客が全然動かないしw。僕はずっとゆらゆら揺れていました。
いやぁ素晴らしいトリだった。
そして、プライマルを横目にテントに戻る。歓談の後、私にとってのクロージング、フジロック全体でも最後の演者、KODAMA AND THE DUB STATION BANDを見に行く。夜明けの眩暈とずっと踊り続けていたドランカーあるいはジャンキーをかき分けて2列目まで。そして踊り続ける。こだまさんは「フジロックはこれからだ」と言った。片付けて帰っちゃった奴、テントで寝てる奴、起きてボーッとしてる奴、みんなフジロックが終わったと思っているのかもしれないけど、まだまだ終わってなんかいない、むしろこれからだ、こだまさんを見るためにわざわざ来た人だっているはずだ。MCはよく聞きとれなかったがそれでも必死で聴き取ったこだまさんの巻いたくだはいつもどおり心にがつんと来る。バンド編成だからってこだまさんの音やスタンスが変わらないことがわかった。演奏が終わり外をみると夜はすっかり明けていた。でもアンコールは鳴り止まなかった。
3日目終了