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もう大分体調は良くなってます。昨日は最後結局ビール飲んでしまったのに喉も割りといい感じだし。朝、ミキが来ました。僕とミキはDEERHOOFが見たいのでホワイトへ。後の皆さんはドラゴンドラ乗りに行ったようです。僕もいつか乗ってやろうと思っているのですがいかんせん貧乏性というか貪欲というか、ライヴ行脚以外できない質なので。DEERHOOFは昨日同様相変わらず最高でした。このバンドに最高という言葉以外を当て嵌められないのです。そしてそのままELECTRELANE、このバンドまったく知らなかったんですけどUKのギャルバンです。化粧気のない女子三人と比較的派手な女子*1ミニマルなビートに複雑なピアノのリフなどが絡んだりしてヴォーカルも飾り気がなく清々しい。そしてギターのコが無表情なドリュー・バリモア*2かクリスティーナ・リッチ*3みたいで可愛い。なんか今年は可愛い人が多い気がするなぁ。音の系統としては朝霧で聞いたMojave3にも近いかなぁヴェルヴェッツの系統になるんだと思う。おかっぱの人のヴォーカルがアリ・アップを薄めたような感じでそれもまたいいんだよなぁ。ということでここまでいいとは思わなかったのでこれはいい発見でした。オレンジのMarva Whitney with オーサカ＝モノレール。オーサカ＝モノレールは60年代のシンガーのいないJames BrownあるいはJB'Sならばそこにシンガーが入ればもう完璧なわけで、それがその60年代のJames BrownキャンプでシンガーだったMarva Whitneyならば、これ以上何を求めるのだということになる、その奇跡のステージを見ることができて本当に幸せだ。その幸せもさることながらMarvaのその歌声の素晴らしさに鳥肌が収まらなかった。更にJames Brownキャンプの古参のサックスプレイヤー、トランペッター*4が今日はゲストということで、主宰中田氏は人生最高の日であったろう、僕はといえば只管踊り、Marvaの歌声にうたれた。雨が降ってきた。そのままオレンジでHiromi's Sonic Bloom。上原ひろみがフジ初出場した年、僕は裏でビーチボーイズを見ていた、今年こそは上原ひろみのプレイを目の当たりにしたいという思いがあったためJonathan Richmanを昨日見たのだ。今隣のステージでJonathanが歌っている。見てよかった、上原ひろみの高速のパッセージの凄まじさもさることながら彼女の喜びの塊みたいな表情がプレイに現れていてそれがもういとおしくてたまらないのだ。飽き足らず歌い指をこれでもかと鍵盤に叩きつけ立ち上がって飛び跳ねる、このエモーショナルな瞬間を見るために僕はここへ来たんだ、と再確認した。トニー・グレイのベースも素晴らしかった。最高だった。今回最大の目的BATTLESを見るためにホワイトへ。ちょうどclammbonが始まったようだ。凄く盛り上がってるようだが、どうもclammbonのライヴは僕の耳を上滑りするようだ。一体何がしたいんだろうか、文化祭ごっこなら他でやってほしい、とは言い過ぎかもしれないがアレはちょっと受け入れようがないかな。シカゴやパンと蜜は相変わらず素晴らしい曲だからclammbonに飽きたとかではないでしょう、色々やりたいのかもしれないけど僕にとっては本気と方向性がいまいち見えてこないのがもどかしいのかも。ミトが最後に放った「次はBATTLESだ！」って言葉、その言い回しがなんだか空回りしてるようで、その辺が僕がclammbonに感じてる違和感を象徴してるようだった。シオノさんがいたので去年のサマソニの代金を今頃払う。借金がドンドン減って行っていい気持ちだ。で、BATTLES。最高でした。筆舌に尽くし難いですよ、圧倒的、というかドラム、フロントにドラムのわけがわかりました。54-71のボボのドラム、アレの倍の倍みたいなヘヴィでハードでミニマルなビートですよ、あれお腹一杯だったら全部吐き出すほどのボディブロウです、シンバルも噂どおりの高さだったし。また見ようと思います。そのままV∞REDOMS。これもいつも通りというかヴィジョンがあったので一人一人の表情が確認できてよかった。ヴォア途中で切り上げてChemicalへ。ステージを見下ろせる場所に陣取る。全開見たときはライヴの勝手を知らず勝手に疲れてしまったが、今回はケミのライヴがどういうものかというのがわかっていたので充分楽しめました。VJがトランシーでよかった、がっつり踊りました。そしてROVOまでテントで待機、出張のつっちーはここでバイバイです。じゅんちゃんもちほちゃんも明日があるので帰ったようです。ROVO起きれませんでしたとさ。
