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- アーティスト: NOISE
- 出版社/メーカー: アルケミーレコード
- 発売日: 2014/08/30
- メディア: CD
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数年前工藤冬里に嵌まっている時期がありまして。そんなに集めまくったというわけではないですが、クレジットに彼の名前があれば嬉しいという感じで、マヘルのCDも数枚買いました。マヘルは今でこそ何枚かは簡単に入手できるようですが、その頃はどれも入手困難で「どっこにもねぇよマヘル」と思ってて、そしたらカーテンズとのスプリットが新宿のユニオンでどこよりも先*1に並んでたのを興奮して買ったり、そしたらマジキック盤を仮店舗のモダ〜ンで見つけたり、新譜が出たり、ジオグラフィック盤が再発されたり、その後新譜がポンポン出たりして、でライヴビートに見たいアーティストでマヘルリクエストしたら採用されて*2、見にいったけど半分寝てしまったり、対バンのDEERHOOF*3の方にやられちゃったり、ちなみにユニオンで買ったスプリットライヴ盤も相手のカーテンズ*4の方がよかったりします。えーと何の話だっけ、そう、工藤冬里。一時期どっぷりだったということで、まぁ今でも好きだしテニスコーツとかもいいから全く遠離かってしまったというわけでもないんですが。ちょっと久し振りな感じも。ちなみにマヘル以外で工藤冬里を見たことも一度あって、メイヨ・トンプソンのライヴでユーホニウム吹いてました。うーむ。でNOISE、これはその一番熱中してたころに入手したもんで、最近アルケミーから紙ジャケで再発されました*5が当時はまぁこれも結構探すの苦労しました。PATAPHISIC盤です。このレーベルもよくわからんのだけど白石民夫の音源なんかもここだったような気がします。他は知らん。えー話があっちゃこっちゃ行くなぁ、NOISEです。これ、まぁ破天荒なオルガンのドローンメインなんですが、ヴェルヴェッツのシスターレイの極端なカヴァーと言えなくも無い感じといったら想像しやすいでしょうか。途中で入るギターなのかトランペットなのか、その音が何となくラリーズを彷彿させたりします。それで工藤礼子の無機質で朴訥としたヴォーカルが乗る、と。マヘルの礼子さんのヴォーカルは渚にての竹田さんぽいなぁ*6そう思うことがあるのですが、NOISEでの礼子さんのヴォーカルはコクシネルのセツさんぽい*7、と思いました。あの頃の雰囲気、ということなんでしょうか。時系列を把握できてないのでよくわかりませんが。最近は冬里さんの動向を追うということは殆どしなくなりましたが、他に触手が伸びているだけで飽きたとかいうわけではなく、まぁ、そんなわけで聴いてみました。だって暑いんですもん、ちょっと涼しくなるんですよ、これ聴くと。