CLOSE TO THE STRAIGHT EDGE

formally known?? as ANGLER ON THE HILL

Se Dice Bisonte,No Bufalo

Se Dice Bisonte,No Bufalo

今年頑張って探したもの、といえばマーズヴォルタのオマーとダモ鈴木が共演した12インチ。そこまで苦労したわけではないのだけれど、割と色々な店を見て回ったな。久し振りに明大前のモダ〜ンにも行ったし。まぁ結局見つけたのはWarszawaでした。荒野にタコが這い蹲るジャケットに透明な水色の綺麗なカラーヴィニルでちょっとした宝物感があった。曲はといえばドロドロのサイケなジャムセッションがA面B面合わせて1曲という感じで収録されていて、メンバーはほぼMVなのだけどヴォーカルがダモなのが結構新鮮で愛聴してました。で、しばらくしてこの三枚目のアルバムが出るということで、そのコラボ曲はPleas heat this eventurelyはヴォーカルなしで収録という情報。これは正直、勝った!俺よく探しあてた!という感覚になりましたが、結局国内盤のボーナスでダモバージョン付いてきてヤンの。まぁでも結局国内盤を買ってしまったんですが。そんなエピソードはともかく、この3rdソロ、キーボードはマニーマーク、ドラムはマルセルという編成ながら他はほぼMVなわけで、じゃぁ一体MVと何が違うのかと問われれば、音質、音の手触りがまったく違います。MVもドロドロに違いはないですが、演奏の緩急がしっかりあって、音の粒も立ってる、でもこれは擬音のドロドロではなく擬態のドロドロ、全部が泥の臭いで充満しています。あまり変拍子を使わないというのも特徴としてあげてもいいかな。最後の曲は結構直線なスピード感ある曲でat the drive-inを思い起こさせます。ちなみに、このリリースに合わせてかフジロックにはオマーグループとして出演しましたが、まぁこっちはセドリックも来たし恐らくドラムもMVの人だったので、MVのライヴパフォーマンスと照らし合わせると曲の違いはあれまぁそこまで変わらなかったんだけど。ダモが来てればプレミア感も増したかもしれないですね。あの会場でゲストにダモ来い!と思っていた人は決して少なくないはず。