from 中目黒薬局、あのLiving Legends東京
支部のイケメンドレッドがドレッドになる前、ファーストです。シュガー吉永、トミーゲレロなどゲスト。レイヴ的視点からHip-Hopを作っているという印象。Hip-Hopで色々やる人が増えてきたように思う昨今、でもこういう切り込み方って探してもなかなかないと思う。この人からはもろにそういうヴァイヴが出ていておもしろい。例えばレイドバックするにしてもサーフミュージック程緩まないし、ジャ
ジー云々程洗練され（たふりをし）ようともしない。自分が気持ち良くなる前にどう気持ち良くするか、というフロアへ向けた視線は流石DJのものだが、かといって躍らせてナンボというような凝り固まった感覚は伝わってこないし…着想が自由、その自由さは
DJ BAKUなんかにも通じると思うけど
DJ BAKUみたいに重くならない
*1し。彼を
ROVOのMDTや
渚音楽祭で見かけたことを思い出します。ちょうどいい気持ち良さを自然にバシっとキメるのはHip-Hopというカッコ付きの音楽に足元すくわれることなくHip-Hopを体現する、それこそがHip-Hopだといわんばかりの彼のそのスタンスがそうさせるのでしょう。彼の交流関係を見ても一つのジャンルにこだわらずHip-Hopを常に最新の音楽に昇華しつづけている人たちが浮かびます。同時に日本という国に住む彼の複雑な状況を皮肉交じりに盛り込むのも特徴で、それはタイトルにもよく表れていて面白いです。
※出かける前に焦って書いたのでめちゃめちゃだったので加筆修正しました。
