CLOSE TO THE STRAIGHT EDGE

formally known?? as ANGLER ON THE HILL

秋の夜長に炸裂する、今宵限りの完全即興@祖師谷大蔵Cafe MURIWUI

天気が非常に宜しい。こんな日はピクニックに限る、と向ヶ丘遊園で待ち合わせバスに揺られ生田緑地へ、しかしながら話に夢中になり降りるバス停を3つも過ごしてしまった。折り返しのバスがなかなか来なそうなので歩いて戻る。結局駅から歩いた方が近かったのではということなのだが天気が宜しいのでそんなに苦ではない。3つ過ごしたのだが思ったよりあっけなく着いた。賑わう広場のテーブルで遊園の駅で買ったケンタッキーを頬張る。ピクニックは楽しいなー!!!食後は古民家園や岡本太郎美術館などあるが今回は入らずに緑地を散策。かなり急な階段などもありちょっとした登山感も楽しめた。登りきった先にはまた別の広場と展望台がありそこも賑わっていた。展望台は肩まで埋まったロボットのようでコクピットまであがるとぼんやりだがランドマークタワーや東京タワー、スカイツリーも見えた。気候条件によっては富士山も見えそうだが今日は見えなかった。展望台を下るのも急な階段、これは下山感。緑地は楽しいなー!!!横穴墓群などを過ぎると急に住宅街に放り出された。入口に戻ると思っていたので少し拍子抜けしてしまった。どこに放り出されたのかわからないが歩いていたら遊園の駅に着いた。まだ日があるので祖師谷へ移動。冬になる前に行っておきたいと思っていたのでムリウイでお茶する。ライヴが始まったので途中まで見た。いつもならライヴが始まる前に出てしまうが今日は出演者が最近よく名前を拝見する天田透さんだったので見ていくことに。天田さんはフルートだがバスフルートやコントラバスフルートをメインに使う低音フルート奏者だ。バスフルートは母が持っているのだがコントラバスフルートは見たことがないので一度見てみたいと思っていた。天田さんとギターの国仲勝男さん、チェロの星衛さんのトリオ。国仲さんはエレアコイコライザーをコマ目に弄りながら、星さんはアンプラグながら特殊奏法を織り交ぜ同じ擦弦奏者として勉強になった。星さんは篠笛も吹いていた。ゲストでイングリッシュホルン(一瞬オーボエかと思ったが違った)と朗読二人。朗読はあまり得意ではないのと時間もあり二人目の途中で退出。しかしながらやはりコントラバスフルートには度肝を抜かれた。恐らくコントラバスフルートとしての普通の吹き方とも違うのだろう、リズムを支配していたのがコントラバスフルートだった。キーの開閉音、呼吸の音を拡張し、そして本来の音、それらを組み合わせミニマルに反復する。今まで聴いたことのない音、とても新鮮で、かつエキサイティングだった。ピクニックとライヴ、素晴らしい一日だった。