CLOSE TO THE STRAIGHT EDGE

formally known?? as ANGLER ON THE HILL

朝ゆっくりと起きる。昨日すっと寝てしまったので、ひと風呂浴びて、朝食は今日も盛り沢山。今日はしっかり晴れている。天気予報、何だったのだろうか。腹ごなしに散歩。風はひんやりとしているがそれも気持ちがいい。妻の馴染みの住宅街を抜け西寒多神社へ。義母は鄙びた、というが、小川にかかった立派な石橋と藤棚がとても趣のある神社。ちょうど七五三の子供がちらほらと、それも長閑でよい。お参りしてから散策して来た道と違う道で戻る。高台からは昨日より更に見晴らしが良く、由布岳もくっきりと見える。家に戻り、身支度を済ませ、ふじが丘の家を発つ。たった2泊だけれども馴染みの家のようで少し寂しく、また祖父母との別れも切ない。今日はせっかく来たのだから、という計らいで湯布院に泊まる。湯布院へは義母の運転で。見晴らしのいい丘のお墓参りをしてから湯布院を目指す。しばらくすると寝てしまい、気付いたら湯布院の町。急な坂をグイっと上って宿の側にあるカフェで昼食。ドライカレー。宿にチェックインしてから湯布院の町を散策。温泉宿が立ち並び、川と橋も良い。妻がお気に入りの雑貨屋さんで小物やお土産を買って外に出るとすっかり暗くなってしまった。金鱗湖を見て、さて宿に戻ろう、とするもタクシーが通る気配もなく歩いて上って行く。真っ暗で急な坂なれど不思議と不安はなく、温泉の湯気や、あれは何というのか骨組の塔が照らされて風情もある。宿に無事辿り着いて部屋に案内される。宿は所謂温泉宿という風ではなく木調の山のホテル、といった風。部屋は和洋、湯布院の街を見下ろせる眺めのいい部屋だ。夕食の時間まで一息つく。夕食はコース。食材を生かしてあって美味しく、箸で食べるのもいい。ボリュームもたっぷり。とっておきという風な離れを案内されたが少し寒くてすぐに退散。真空管アンプがあったりでオーディオにはこだわっているようだった。夏はよかろう。今日は連休の最終日だからか客は我々しかおらず、という話だったが来客があったようで少しにぎやかだ。温泉に入ってのんびりして寝る。あっという間だ。