CLOSE TO THE STRAIGHT EDGE

formally known?? as ANGLER ON THE HILL

JOHNNY BOY→65daysofstatics→土屋アンナDUBSENSEMANIATHE RAPTURE→InK→SPANK ROCKTHE FLAMING LIPS

朝起き、多摩センターでしばし待ち惚けしふじつさんと幕張まで。ついた瞬間会場の都市具合に萎える、リストバンド交換の長蛇の列に萎える、メッセに入場しその屋内加減に萎える、萎えっぱなし。少なくともこのフェス自体に魅力を感じていないのは確かだ。とりあえずビールで無理矢理盛り上げようとする。ちょっと難しいか。
マウンテンステージでJOHNNY BOY
マウンテンステージはどこがマウンテンなんだかわからん、ゼップとかアックスとか規模のステージ、特にフェスという感覚がなければ別に問題ないが、実際これはフェスであり、真昼間なのにあの空間で盛り上がれって方が難しくない?肝心のJOHNNY BOYさんらの演奏はというと思っていた感じとは違うが好きなタイプのバンドではある。女ヴォーカルで、初期パンクっぽくて、良い。
ふじつさんの噂の同僚もえちゃんとその友人おっしーと合流しそのまま65
もうちょっと轟音でもいいと思うが、予想通りの面白さ、予想通りってのがポイント。エレクトロニクスいじってる人が見当たらないのがちょっと・・・まぁライブでってなると仕方ないのかもね。つーか蒸し暑い・・・。
女子二人と離れビーチ/アイランドステージ方面へ
そこまでの道のりがしんどい。フジのステージ間に比べれば大した距離ではないとは思うが大きい道路を越えたりあまり一つの会場の中でステージを行き来している感覚が出ない。着いたら着いたでなかなかいい雰囲気だ。一つ一つには特に文句はないのだけど一つのフェスとして見ると雑然としているというかとっ散らかってるというかレゴブロックみたいに繋げただけのような・・・この時点でもフェスに来たという感覚は持てない。俺にとって出演者抜きで考えるとサマソニがフジに勝てる点は気軽に行けるということだけだろう。忙しい社会人や高校生にはいいかもしれない、というかかなり魅力的だが、生憎俺は暇な延長生(もう大学生というのはやめようかな)なのである。
アイランドステージに土屋アンナを一目見に行く。アイランドステージは思っていたよりでかい。どこかのスタッフの女の子が水着でしかも可愛くて困る(いい意味で)。土屋アンナはメイクが濃すぎで顔を認識することができない、混んでいるので近くでは見れない、土屋アンナの曲を聴いたことがある人ならわかると思うがオレが好き好んで聴くような音楽ではないので1曲聴かずに退散。
ビーチステージへ。
防砂林を抜けると成る程ビーチステージ、本当に海辺であることに興奮する。このステージが一番いいな!アイランド/ビーチの一角だけとればフジに引けをとらないロケーションの良さだ。
ダブセンを見る。緩くてよい。人殺しのようなダブが好きなので普段はダブセン緩過ぎると避けていたがこのステージではエラく気持ちいい。アカエイがいなければ泳いでやりたいぜ。キャラバンが始まったあたりでメッセへ戻る、前にマリンスタジアムのステージがどういうものなのか見に行く。成る程、と確認納得してヘヴィロック好きにボコボコにされる前に退散。雨も降り始めたのでメッセへ。オレは雨男ではない!雨は雷雨に、THE RAPTUREの時間までボーっと外を眺める。
THE RAPTUREは今回の目当ての一つ。よかった。踊ったった。もうちょっとサックスの音が大きくてもいいと思うとかベースの音が鋭い方がいいとかあったが。サックスは音が小さかったがキーボードにシフトすると音がしっかり聴こえてキーボードのある曲が特によかったと思う。新譜が出るそうです。
雷雨が治まる頃を見計らってダンステントへ。ガン混みのInK。思っていたより良かった。卓球は氷の世界歌ったり、CMの曲もちゃんと歌ってたしよかった。混みすぎでガシガシ移動する人があたって踊りづらかったけど。InKが終わってガラガラになる。この時間帯は色々見たいものが被っていた気がするがSPANK ROCKを選ぶ。これがエラいよかった。MCの動きがセクシー過ぎて一瞬も目を離せないけどガンガンに踊れ。音もタワレコで試聴してかなり気になってはいたのだが正直ここまでライブがイイとはね!選んで正解!
踊りつかれたのでKEANEのキャンセルで閑散としたソニックステージで寝ようとメッセへ戻るが既にリップス待ちのお客さんが結構いて寝られる感じではない。リップスのセットも組み終わって演奏が始まるのを待つばかりだが、まだ時間が来ていないのにメンバーが登場しKEANEのキャンセル云云何だかんだクイーンのボヘミアン・ラプソディ(殆ど理解できない)・・・とボヘミアン・ラプソディを披露!儲けた!!!そしてKEANEの熱狂的なファンをステージに上げリップスの演奏をバックにKEANEの曲を歌わせる、など微笑ましい演出。ステージに上がった女の子は声は震えているがちゃんと歌う。俺英語の歌最初から最後までちゃんと歌えるの無いよ・・・リップスの曲も詞はうろ覚えだしね。でとりあえず余興は終わり。
そして本編。のことはあまり書きたくないというか書くのがしんどいくらい色々な素晴らしい演出があって、選曲も申し分なく、どこかでリポートとか写真とか見てもらえればわかると思うけど強烈なエンターテイメントでとにかく素晴らしいステージだった。彼らのステージのためだけにサマソニに来たんだからね、Race for the prizeで始まった瞬間はやっぱり泣いてしまった。しかも満面の笑みで。もちろん大合唱。幸せだと泣きたくなる。サマソニ一日目終了。TSUに寄って帰る。明日も幕張か・・・と少し憂鬱。