CLOSE TO THE STRAIGHT EDGE

formally known?? as ANGLER ON THE HILL

湯川潮音2008春 「弦とわたし」ツアー@九段会館

昼過ぎ外出。少し時間があったので新宿で降りてロスアプソンへ。ウィラロボスの生首がやっと再入荷ということで行ったのだけどすでに売り切れ…たしか2日前の情報だった気がすんだけど…みんな探してるんですね、残念。せっかく来たので1枚買ってみました。

Matar O No Matar

Matar O No Matar

まったく名前も知らなかったのですがアルゼンチンの女性歌手です。ジャケが強烈でコメントにはザッパ、アイヴァース以来の衝撃と書いてあったので騙されてみっか…と。すき家で昼飯食って九段下へ。今日は九段会館湯川潮音「弦とわたしツアー」東京公演です。九段会館はレンガ造りの雰囲気のいい建物です。内装も歴史を感じさせる素敵な空間。潮音ちゃんのコンサートをこういう歴史のある会場で見れたらいいな、と思っていたので今日は楽しみにしてきました。以下セットリスト、公演後掲示されていたものを参照しました。

  1. 朝の賛歌(アカペラ)
  2. 風よ吹かないで*
  3. さよならの扉
  4. 緑のアーチ
  5. 朝が終わる前の花*
  6. 巻き貝とわたし
  7. 3:15
  8. シェルブールの雨
  9. 蝋燭を灯して
  10. HARLEM
  11. 逆上がりの国
  12. 渡り鳥の3つのトラッド
  13. 見つめてごらん*
  14. 秘密*
  15. 明日になれば*
  16. ツバメの唄
  17. 鏡の中の絵描き
  18. 恋は月をめざして(Voyage of the Moon)
  19. キャロル*

Encore

  1. Turn!Turn!Turn!
  2. しずくのカーテン*

*印は新曲です

新曲といっても風よ吹かないではフジロックのステージからやってますね。内装も素敵ですが、やはりステージ後方のカーテンや譜面台、椅子などもおそらく会場のものでしょう、格調高いです。そしてアンティークな照明スタンドやつりさげられた額縁などもいい演出になっています。ちなみに今日は朝から鼻炎がひどくて、クスリを服んでしまったのだけど、その副作用と、会場のイスのフカフカと、ちょうどいい暖房のせいで公演中ずっと微睡んでいたため誰がどこで入ってきてというのをはっきりと記憶していないのですが、まず数曲弾き語りしたのち、桜井芳樹さんが加わり数曲演奏し、チェロの徳澤青弦さんが加わり数曲、そして1stVn、2ndVn、Vaと加わって弦オケになり、段々と数が減っていき最終的に1stVnと潮音ちゃんだけになるという構成。3:15では潮音ちゃんがまずドラムで簡単なフレーズを叩いてそれをループさせるという珍しい場面も、確かその時は桜井さんだけだったような。蝋燭を灯してでは桜井さんと青弦さん、で、アレンジがサイケなドローンぽい感じで歌のリズムも3拍子に変えゆったりとなっていて、縦に回転するミラーボールの照明の効果もあってとても幻想的でした。明日になればではリズムボックスを使っていたかな。本当に記憶が曖昧です。影絵と一緒にやっていた曲はどの曲だろうか…。アンコールでは桜の枝を持って登場してました。Turn!Turn!Turn!はカヴァー。これ良かったです。アルバムが完成したそうで初夏には出るのでは、と。夢と現実を行き来しながら見ていたのですが、もったいないなぁと思いつつもこの会場と演奏と合っているといえば合っているのでたまにはそれもいいかと。また機会があればこの会場でやって欲しいですね。会場の関係で開演時間も終演時間も少し早目、九段会館から武道館の横をすり抜けて桜を見ながら帰ろうと思ったのですが、この辺は桜の名所で千鳥ヶ淵緑道の入場制限のせいか歩道が渋滞してしまっていて警察の誘導で車道も人で溢れていました。人ごみが好きではないので緑道には入らず横目にチラチラと桜を堪能しながら市ヶ谷まで歩きました。途中靖国神社に入ってみたら花見客で賑わっていました。帰りにまた新宿で降りてタワレコで色々視聴してバウンスもらって帰りました。